雑貨の検品代行は本体と付属ケースの噛み合い、外箱への詰め方で手戻りを防ぐ
雑貨の検品代行、本体とケースの噛み合いと詰め方を見る
形の雑多な品は、本体そのものより入るかどうかで手戻りが出ます。付属ケースとの噛み合いと、外箱への詰め方に項目を絞って解説します。
本体とケースの噛み合い
雑貨は、単体では正しいのに専用のケースへ収めた途端に崩れる品が目立ちます。蓋が閉まり切らない、内側の当たりが押されて形が歪む、出し入れで表面が擦れる。検品では本体の確認の後に、必ずケースへの収まりを一回通します。
噛み合いの判定は、閉めた時の隙間の揃いと、逆さに持った時の中身の動きで分けます。動けば、留めが足りないか、収まりの位置が違うかのどちらかです。
収まりの基準は、依頼側の見本から引き取ります。どの程度までなら出荷できるかの線は、品目ごとに見本の一枚で示すのが最も早く通じます。言葉での説明は工場側の解釈に寄るため、境界の近い品から順に実物を机へ置きます。
外箱への詰め方の決め方
同じ品でも、向きと段数で傷の出方が変わります。印刷面を下へ向けるか上へ向けるか、重ねの間に何を挟むか。工場の詰め方をまず一箱分観察し、面の当たりと緩みを確かめてから、検品の基準へ書き込みます。
詰め込みの強さは、箱の縁のふくらみで読めます。縁が張っていれば中で押し合っています。到着先で開けた時に顔を出すのは、押し合いの跡です。
緩衝の位置は偏る
緩衝材は上と下に入りやすく、横は疎かになりがちです。横の当たりは運搬の振れで顔を出すため、箱を横から押して中の音を聞く手順を加えます。音のする箱は、開けて当たりの位置を確かめます。
詰め直しが要る箱は、元の詰め方を写真へ残してから手を入れます。戻し方が分からないと、検品の作業自体が新しい傷の原因になります。
詰め方の所見は箱の番号と一緒に返します。番号が突き合わされていれば、同じ班が詰めた箱の範囲を一度に直せます。番号のない箱は、開けた順で自ら振っておくのが実務です。
詰め方まで紙に載せる
ヨシダ検品では、品目ごとの合否に加えて、詰め方の所見を別欄で返します。本体の作りと箱の詰め方を混ぜると、直す先がぼやけるためです。
詰め替えの手間が乗るかどうかで、当日の人の配置は変わります。作業の並べ方は最後には作業台の広さで決まります。品を実際に並べた台の実感の上で、当日の並びは自然に固まります。

















