ソファカバー・イスカバーの検品。サイズ適合性と縫製品質を確認する
ソファカバー・イスカバーの検品で押さえるべきチェック項目
ソファカバーやイスカバーはサイズ適合性と縫製品質が命の製品です。海外生産で起きやすい不良の傾向、検品で確認すべき項目、補修やタグ付けまで含めた依頼の進め方を解説します。
家具用カバーはなぜ不良が出やすいのか
ソファやイスに装着するカバー類は、見た目の生地品質に目が行きがちですが、実際にクレームになるのは寸法不良が多いのが実情です。メーカーごとに家具の寸法は異なりますし、伸縮素材であれば織り方や縫製の寸法管理が少し甘いだけで、装着したときにシワが寄ったり、ずり落ちたりします。発注側のバイヤーは国内で家具に合わせて確認する時間がほとんど取れません。生産地の工場で寸法を含めた第三者検品を行っておけば、輸送後に発覚する手戻りを大きく減らせます。
検品で確認する主な項目
基本は外観目視と触手検品です。縫い目の飛びやほつれ、生地の織りキズ、汚れ、シミ、ネップ、色差といった生地不良に加え、ファスナーの滑りや引き手の破損、ゴムひもの伸び具合、ベルト留め具の強度まで確認します。採寸検品では仕様書どおりの寸法かを測定し、寸法公差の範囲内かどうかを判定します。伸縮素材は測る力加減で数値が変わるため、測定方法自体をあらかじめ決めておくことが大切です。
第三者検品の意義
発注側アパレル企業でも製造工場でもない中立な第三者が検査するからこそ、出荷判定に公平性が保たれます。工場の自社検査だけでは、納期優先で不合格品が出荷されるリスクを完全には排除できません。検品会社と事前に判定基準の目合わせを行い、どのレベルまでを良品とするかを揃えておけば、判定の認識違いによる数量不足や納期遅延のトラブルはほとんど防げます。
補修と付帯作業まで一括で任せられる
検品で発見した不良のうち、縫い直しやボタンの付け替え、ファスナー交換、シミ抜きなどは現地で補修できます。縫製工場での勤務経験があるスタッフが対応できれば、軽微な不良は輸送前に解消できるわけです。さらにタグやネームの取り付け、値札貼り、たたみ直し、日本語の品質表示タグの作成まで一括して任せられる体制があれば、日本到着後の作業がほぼ不要になります。通常の包装梱包は工場側に任せ、抜き取りで確認する形にする場合も多いです。
依頼時の注意点
ソファカバーは品物がかさばるため、検品スペースの確保と搬入日程の調整が実施可否を左右します。量産の立ち上がり時期にインライン検品を入れて寸法問題を早期に潰しておくと、最終検品での不合格率が下がります。ソファカバー・イスカバーの検品を含む中国・東南アジアでの検品・検針は、ヨシダ検品までご相談ください。費用についてはご相談ください。

















