印刷物のカタログ検品。紙質・製本・丁数を出荷前に照合。
カタログ(印刷物)検品の特徴――紙質・製本・丁数の照合
カタログ検品とは、印刷物が正しく・質よく仕上がっているかを確かめるための検査です。誤りは出荷後に回収が効きにくいため、出荷の段階での発見が何より重要になります。ヨシダ検品が紙質・製本・丁数照合という品目特有の視点を軸に整理します。
なぜ印刷物の検品が重要なのか
カタログやパンフレットは商品と会社を代表する媒体であり、誤植や製本の異常が届き先への信頼をそのまま損ないます。工業製品と異なり、一度大量印刷した刷り物は個別のやり直しが利かず、修正のコストも嵩みます。だから出荷前検品で誤りを逃さない体制が前提になるのです。主なトラブルは誤植・インク汚れ・色ずれ、ページ順の狂い、そして製本の異常であり、些細に見える欠点も部数が重なれば一大事になります。見込み客に多数配布する冊子こそ、表紙の印象と色乗りの良さがブランドの伝達を左右します。
紙質と製本の確認要点
紙は種類や厚み、表面の滑らかさが仕様と一致するかを確かめ、印刷の鮮明さや発色の状態を併せて見ます。製本は中綴じ・無線綴じ・折り込みで着眼点が入れ替わり、中綴じではホチキスの位置ずれと落ちページ、無線綴じではノリのムラとページの脱落を確認します。裁断のばらつき、表紙の擦れや折れも省けません。簡易な引き抜きテストで綴じ強度を試算しておくと、輸送中の損傷リスクまで見通せます。UV加工や箔押しが施された用紙では、剥がれや位置ズレを特に丹念に確かめます。
丁数・部数・同梱物の照合
カタログで最も厄介なのがページの欠落と重複です。一冊ごとに丁数を順に照合し、挿入紙や付録を伴う場合は本体との組み合わせまで確かめます。版数は在庫管理の要となる要素なので、バーコードや表示シールの記載、梱包あたりの入数も検品項目に含めます。ヨシダ検品はロットの性格に応じてAQL抜取りと重点的な全数照合を組み合わせ、少部数の高単価冊子から大量ロットまで現実的な計画を組むのが特徴です。多言語版を揃える場合は、言語と版の対応を管理表で照合し、取り違えの余地をなくします。
印刷ロットの検品は、製本方式と数量を添えてご相談いただければ、納期と倉庫の事情を踏まえた段取りを設計します。

















