洗面所用品のインライン検査は三本柱:光の反射、水型、金型痕のチェック表で回す
洗面所用品のインライン検査は、光と水型と金型の三本柱で引く
水回りに置く品は、仕上がった顔と実際の使い勝手が一致しているかの確認が肝心です。製造拠点の工程へ入るインラインの列を、光の反射・水型・金型痕の三本に分けたチェック表で回す設計を組みます。
洗面所用品に効く三つの目
コップや石鹸皿、歯ブラシ立てといった洗面所用品は、手の届く距離で長く使う品です。外観の甘さは届いた先で生活の不満へ直結します。工程内に一度入るインライン検査では、光の反射・水型・金型痕の三本を用意し、それぞれを別の列で見る設計にすると、判定がぶれません。
品質管理の外注を受ける側としては、この三本が現場で回せる紙の形まで落とし込んだ状態で臨みたいです。
光の列で拾う顔の傷
透明や半透明の樹脂は、直射の光を斜めに当てた時に、気泡や擦り傷、金型由来の筋が浮き上がります。台に載せた品を三十度ほど傾け、反射の帯を一往復させる手順を先に決めます。傾きの角度が人ごとに違えば、同じ品で合否が割れます。
反射を見る列は、明るさよりも角度で決まります。照明を固定した基準台を現場に置き、全員が同じ姿勢で目を走らせる運用が、インラインの判定を揃えます。
水型の列で拾う留まり
洗面所で実際に水を汲む前提の品は、内側の傾き一つで水が留まります。検査台に少量の水を回しかけ、流れ出るまでの秒数と底に残る水滴の位置を同じ姿勢で見る列にします。この段階で残る個体は、出荷前検品では気づけない顔の不良です。
水を含ませる行は乾かし忘れの防止が肝で、一滴の残りがカビや表示の滲みになります。乾かす時間まで列に書いておくと、次工程へ渡す時に揉めません。
金型痕の列で拾う合わせ目
樹脂品には必ず型の合わせ目が残ります。合わせ目が面から飛び出した個体は、指でなぞった時に引っかかり、洗っている最中に手を傷める原因になります。型番ごとに許容のかかりを一枚の紙へ書き、実物の基準品を脇に置いて照合します。
金型そのものが摩耗してくるロットの後半では、合わせ目の位置が徐々にずれていきます。工程内に一度でも入る列を持てば、型の手入れの時期を製造側へ先回りで伝えられます。
三列を一本の紙にまとめる
光・水型・金型別々に紙を置くと、見る順番が人ごとに崩れます。一枚のチェック表に三本の欄を並べ、同じロットを同じ順番で通す形にすると、検品列としての再現性が立ち上がります。
三本のうちどれかを飛ばしたまま報告へ書くと、後から苦情が出た時に追跡が詰まります。飛ばしは飛ばしで理由を書く癖を付けると、検品員同士の目合わせも速くなります。
段組みの本数と紙の置き場
一日に回るロットの本数は、三本柱のうち水型の列でどれだけの水を扱うかに引っ張られます。乾かす時間の分だけ台が埋まるため、水を含ませる行を増やすか減らすかで段組みが変わります。
品番と型番の対応を書いた用紙を机上へ置いてもらい、三本目の金型痕まで一気に埋めます。

















