インドの工場で生産管理と工程監査。進捗確認を第三者枠組みで。
インドの工場における現場の生産管理・工程監査
生産拠点の分散化が進み、インドの工場を使うケースが増えています。ヨシダ検品は電子電器・雑貨・繊維など幅広い分野で、生産進捗確認や工程監査を生産管理の枠組みとして担います。
インドで生産管理が求められる背景
製造業にとって、品質・コスト・納期といういわゆるQCDを保つことは、利益率を高め競争力を強めるための基本の軸です。労働力が潤沢なインドは中国に代わる生産先として、電子電器、雑貨類、繊維類、食料品、医療用品、工業用品といった幅広い分野で注目を集めています。ただ、工場によって作業規律や品質への意識には差があり、納期の遅延や品質のぶれといった問題が現地に赴かないと見えにくいのも実情です。これを制御するには、調達・製造・品質・出荷という製品の流れそのものを、現場に入って管理する役割が要ります。ヨシダ検品は日本の品質基準を理解したうえで、東南アジアや南アジアを含む各国で品質管理の業務を展開しています。
各工程に展開する工程管理の中身
生産管理とは、市場の需要を予測して生産計画に落とし込み、品物の流れ全体を管理する仕事です。ヨシダ検品では、製造のあらゆる段階に品質管理の目を配ります。部材受け取り段階のIQCでは、原材料や資材が規格どおりかを出張確認で確かめます。作業の要所となるIPQC、あるいはPQCでは、ライン上の二重チェックや作業基準の遵守を日常的に点検します。完成品の段階FQCでは、テスト仕様書に沿って耐久性の試験を繰り返し、出た測定値を資料へ落として合否を判断します。そして出荷前段階OQCとして、コンテナ積込確認や積込作業立会いまでを見守ります。短い期間と長い期間、両方の目線で進み具合と工程上の質を点検し、工程に問題があればその場で突き止めて報告するのが基本の進め方です。
押さえておきたい注意点と期待できる効果
注目したいのは、工場側との交渉です。進捗や納期に絡む課題は、第三者が継続して現場の声を発注側に伝えることで初めて早く顕在化します。現地の休日や乾季・雨季のサイクルは生産計画に影響するため、期初から織り込んだ管理スケジュールを組むことが肝心です。また、部材を中国から南アジアの工場へまわす場合は、中国国内での出荷前確認まで含めて一貫してご相談いただけます。こうした地道な工程管理を続けるほど、完成品の歩留まりは高まり、作業者の品質意識も現場に根づき、量産中のトラブルを早いうちに押さえ込んで納期を守りやすくなると言えるでしょう。

















