肌に触れる下着は個装の密封と毛羽の基準、洗濯記号まで出荷前に締める
インナー・下着は袋の密封と毛羽の基準で出荷前を締める
肌に直接触れる下着の検品は、外観の良し悪し以上に、届いた瞬間の状態へ責任を持ちます。個別包装の密封、異物と毛羽への厳しい基準、表示の洗濯記号の読み方。このカテゴリらしい詰め方を解説します。
基準が締まる理由の所在
一般的な衣料品とインナーでは、受け手の見る厳しさが段違いです。糸くずも髪も、箱を開けた側からすれば返品の一語に直結しかねません。だからこの分類の出荷前検品は、一般的な衣料品より等級が一段締まり、AQLの配分も外観の許容も厳しめに引かれます。判定の境の物差し合わせは、生産が動く前に済ませて置き、当日の場当たりで線が動かぬ形にします。
厳しさは検品員個人の気合ではなく、基準書の行間に落とし込むものです。
個別包装は開けた跡を見る
第一の関門は袋です。シールは口まで走り、皺の巻き込みがないか。テープの二重がけは開封の跡で、衛生を売る品ではそのまま出荷の枠へは入れられません。袋の破れ、サイズステッカーと中身の対応も同じ台で確認します。全品では封を切れない以上、袋の中の綿ぼこりは、光に透かして傾ける抜き取りのやり方で拾います。見つかる山は、詰込みの手前の列を工場側で締める話へ直結します。
口開きのばらつきは、包装機の日別の記録と突き合わせると、原因の筋が見えやすい箇所です。
毛羽と異物は製品から出すまで
布面の繊維くずは、詰込みの直前まで取り残しが出ます。ローラー掛けや粘着の通過が工程として残っているか、生地の表裏を返し、ゴムのかぶり目まで見たか。見落としは到着後の開封で発覚します。金属異物は検針を全品に通して止め、折れ針が出れば原因と回収範囲を辿るまでが一組です。等級の見本合わせと検針の実績記録が両輪になって初めて、安全の列は通ります。
表示と洗濯記号の読み方
最後は表示です。洗濯記号が国内の表示ルールに合った記号になっているか、本体のお手入れ方法と意味が合っているか。繊維の混用率やサイズ表記は、縫い付けのネーム、下げ札、外装箱の三つを突き合わせて初めて誤記が消えます。着用姿を確認しにくい品ほど表示が店員の一部を担うため、下着類の記載の誤りはロットごと出し直しへつながります。
費用の幅はお願いする範囲で変わります。項目が揃い切る前でも構いませんのでご連絡を。
仕様書と出荷の締切があれば、そこを足元に段取りを引けます。まずは一報を。

















