アクセサリー部品の出荷前検品。工場出荷直前のタイミングで何を確認するか
アクセサリー部品の出荷前検品は工場出荷の直前に
金属パーツやチェーン、留め具といったアクセサリー部品の検品は、出荷前というタイミングが重要です。第三者検品の進め方、検査項目、検針の役割までを整理して解説します。
出荷前検品が選ばれる理由
アクセサリーの部品は、単体では小さくても、組み上がった製品の価値を左右します。工場の視点で見ると、生産完了後に自社で確認する体制を持たないケースも少なくありません。そこで役立つのが出荷前検品です。第三者検品の必要がある場合、ご指定の検品所もしくは当社で手配した検品所で最終検品を行い、合格した商品だけをご指定の納品所へ納品する仕組みを整えています。検品は生産完了後・梱包後・コンテナ積込前に実施するのが基本で、金型から外した直後ではなく、出荷に回る直前の商品を確認する点がポイントです。
部品検品で見るべきポイント
金属部品の不良は、見た目では気づきにくいものが多いのが実情です。検品員は以下の項目を中心に確認を進めます。まず外観面では、メッキの剥がれ・ムラ、変色、錆、バリ(毛羽立ち)、傷、汚れをチェック。次に機能面では、留め具(カニカン・マルカン)の開閉のなめらかさ、チェーンのつながり切れ、ネジ部の締まり具合を確認します。寸法・重量が仕様書どおりかも重要で、装飾用の石やビーズの脱落・欠け・色の色ムラは、光にかざした時によく目立ちます。アソートメント(部品の組み合わせ数量)が注文内容と一致しているかも、出荷前検品ならではの確認項目です。
検針と検品はセットで
アクセサリー部品は体に身につける機会が多いため、折れた針や金属片の混入への備えが欠かせません。検針機を通して鉄系の金属異物を確認するのはもちろん、非鉄金属を検出できるX線検針で二重にチェックする場合もあります。検品と検針を通して合格した商品だけが倉庫から出荷され、お客様の納品先へ届く流れです。縫製物に部品を縫い付ける場合には、縫製基準に沿った仕上がり確認も併せて行います。
不良が見つかったときの対応
出荷前検品で不良が見つかった場合の強みは、日本へ出す前に手当てできることです。軽微な不良であれば、現地の検品場で選別・再検品を行い、良品のみを出荷に回します。修理可能なものは現地で修理指示を出し、再検品で仕上がりを確認。完全に手遅れでなければ、工場側での追加生産も視野に入ります。問題は検品レポートに写真付きで記録されるため、工場との交渉材料にもなります。もし検品なしで出荷してしまえば、日本到着後に不良が発覚し、返品や廃棄という形で費用と時間を大きく失うことになります。
初めて依頼する方へ
アクセサリー部品の検品は、経験豊富な検品員が担当します。判定基準はお客様の仕様書を尊重しながら、日本の消費者が求める品質感を踏まえて調整可能です。1回だけのスポット検品も、毎回の出荷に合わせた定期検品も対応できます。撮影やタグ付け、シール貼りなど検品に付随する作業もご相談ください。検品費用については数量や工数に応じて変わりますので、費用についてはご相談ください。

















