中国での全数検品の必要性と実施のポイント。1点ごとの確認
中国 全数検品の必要性と実施のポイント
抜取検査では捉えきれない不良をゼロにしたい場合、全数検品が有効です。ヨシダ検品は上海工場での全数検品を含め、指定工場先での検品をご提供します。寝具や知育玩具など、1点ごとの品質が問われる製品に最適な体制を整えています。
全数検品とはどんな検査か
納期に追われる立場に立つと、全数検品は「時間はかかるが安心が買える」方法です。ロットから標本を抜き取るAQL検査が統計的な合格判定なのに対し、全数検品は製品1個1個をすべて目で確認します。単価の高い商品、子どもが直接触れる商品、一度の不良が信頼を失墜させる商品では、抜取検査では足りないと判断されることが少なくありません。
どんな製品に向いているか
寝具やベッド関連品は代表例です。縫い目のほつれ、汚れ、中綿の偏り、ファスナーの滑りなど、1点ごとに状態が違う不良は全数でしか捕えられません。知育玩具も同様で、外観の視覚検査に加え、布製玩具なら検針で残針を確認する必要があります。調理玩具のようなプラスチック製品では、バリや色むらの目視検査が中心になります。上海の検品場で全数検品を行い、合格品をそのまま日本へ輸入することも可能です。
全数検品の進め方
実施にあたっては、最初に規格書と加工指示書を検品側と共有し、合否の線引きを明確にします。当日は規格外品の除去から着手し、異物混入、汚れ、付属品の過不足を順に確認します。縫製品ではローラー検針機とX線検査機を併用し、金属異物の有無を機械的に保証します。不良品は修理可能なものと廃棄対象に仕分けし、再検品後に初めて出荷許可とします。
コストと納期のバランス
全数検品は人数と工数が抜取検査より増えるため、どの範囲を全数にするかの設計が重要です。例えば外観は全数、機能確認は抜取、という掛け合わせも実務ではよく使われます。検品員の人数と作業日数を事前に見積もり、船積みスケジュールから逆算して計画を立てるのが安全です。HQTS-YOSHIDAの検品員は現地常駐で、物量に応じて複数拠点から増員できる体制を整えています。費用についてはご相談ください。中国での全数検品を検討中の方は、製品情報をお知らせください。

















