杭州の出荷前検品、型・色・サイズの突合で梱包を締める
杭州で詰める最終梱包、型と色とサイズの突合から
梱包の最終段階は、誤出荷の傷が最も残りやすい場所です。衣料を数多く扱う杭州の拠点で、出荷前検品として中身の照合と箱数を一日で締めれば、出荷の日持ちは急に安定します。
詰めの段が速いほど危うい
杭州のラインは工程の区切りが短く、詰めも速いテンポで回ります。速さは味方ですが、混載の事故はこの速さの中で生まれます。型が似た品、色名が近い品が同じ机に並ぶ衣料では、詰め班の目が慣れているだけでは支え切れません。最終梱包段階に第三者による出荷前検品を一本置く意味はそこにあります。
三つを紙と実物で読む
型番、色呼称、サイズの三点を、中箱の表示と実物、パッキングリストの三方向から突き合わせます。色は現場の略称と発注側の呼び名が別物であることが多く、どちらの語でも同じ品へ辿れる対応表が机上にあるかどうかで、照合の速度が変わります。色とサイズの並びが対応表と合っているかは開けて確認し、一日に引く箱の数を決めてから掛かります。
混ざりやすい顔
隣り合うサイズと、薄い色同士の取り違えが主役です。途中で値札やネームを貼り替えた品は、表記と中身が食い違い、開けて初めて別物として発覚します。中箱の封を閉じた後のやり直しは重いため、型・色・サイズの照合を詰めの途中に一度、詰み終わりに一度の二段で差し込みます。
数えの型
中箱の個数、外箱の段数、総計。三つの値が噛み合っているかを通します。ひとりの数えをそのまま信じず、別の担当がもう一度数えた値と突き合わせる形にすると、一箱のずれも確実に拾えます。数が紙の記録と突き合った箱から封をする順序にしておくと、直しが出たときの戻しが軽くなります。
封じる順番の外装表記
カートン印字と出荷ラベルの貼り先、扱いの注意の向き。封じる前に外装の文字まで読み合わせる流れにしておくと、届いてからの開封を避けられます。先方の国が求める表示の決まりに沿った字の大きさか、掠れがないかも同じ段のしごとに含めます。
誤出荷を止めた日は記録へ残す
取り違えを箱の中で止められた日は、どの検品工程で拾ったかを必ず紙に残します。混載の起きやすい机の並びや、対応表の抜けといった手がかりが積み上がると、次のロットでは突合が一行短くなります。誤出荷は到着後の返品で初めて表に出る問題なので、止めた回数そのものが拠点の実力です。
段が増える割付ほど、突合に立つ人数は必要になります。
割付表を一枚預かる形にすれば、杭州での検品の手配はそのまま当日に入れます。

















