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イス・チェアの第三者検品で押さえたいAQL抜取検査の基本
中国や東南アジアでイスやチェアを調達する際、品質基準のずれが不安になるのは自然なことです。この記事では、第三者検品で用いられるAQL抜取検査の仕組み、欠陥分類、4ポイントシステムとの関係など、発注者が知っておきたい基礎をわかりやすくまとめました。
仕入れ先と品質基準がずれる問題をどう解くか
イスやチェアのような家具製品は、強度、外観、仕上げの精度、梱包状態など確認すべき要素が多岐にわたります。中国で仕入れをする場合、日本側の感覚と現地工場の感覚に差があることも珍しくありません。正直に言えば、写真だけでは判断できない部分も多いものです。そこで活用されるのが、第三者検品会社による検品です。ヨシダ検品では、お客様の代わりに検品員が工場へ赴き、実際に商品に触れて状態を確認します。東南アジア諸国での検針や検品にも対応しており、産地を問わず同じ基準で判定できるのが利点です。
AQL抜取検査とはどのような仕組みか
全数検品は確実ですが、数量が多いと時間と費用がかさみます。そこで標準的に使われるのがANSI/ASQ Z1.4-2008に基づくAQL抜取検査です。この方式は、ロット全体を検査せずに、統計的な根拠をもとにそのロットを受け入れるかどうかを決められます。ISO 2859をはじめ、BS 6001やDIN 40080など、各国の規格にも同等の仕組みが存在します。ヨシダ検品では、お客様からの指定がない場合、検査水準は一般検査水準IIを初期設定として採用しています。ロットサイズに対してどの程度のサンプル数を引くべきかが表で明確になるため、工場との話し合いもスムーズになります。
許容不良数と欠陥分類の考え方
AQLでは、致命的な欠陥、重大な欠陥、軽微な欠陥という分類が重要です。イスであれば、構造強度に関わる破損や座面の落下は重大、軽い擦り傷や小さな色むらは軽微という具合に、製品ごとに整理します。許容できる不良品数は製品の用途や市場の要求水準によって変わるため、検品前に基準を決めておくことが欠かせません。基準が曖昧なままだと、検品員と工場の間で判断が割れ、再検査のたびに日程がずれてしまいます。
ファブリック製品で役立つ4ポイントシステム
座面や背もたれに布地を使うイスでは、生地の品質管理も欠かせません。生地の検査ではASTM D5430に定められた4ポイントシステムがよく使われます。これは欠陥の大きさに応じてポイントを付与し、一定面積あたりのポイント数で生地の合否を判断する方式です。糸の太さのばらつきや織りムラなど、一目では見落としやすい問題も定量的に評価できます。家具の検品では、生地検査と完成品検査を組み合わせることで、総合的な品質の裏付けが得られます。
検品依頼の流れと準備するもの
検品を依頼する際は、製品仕様書、確認したい検品項目、不良サンプルや見本があれば事前に共有してください。検品日程は生産完了のタイミングと揃えるのが基本で、梱包前後どちらの段階で実施するかも決めておきます。イス・チェアの検品、バッグ製品向けの工場監査、東南アジアでの検針まで、ヨシダ検品が柔軟に対応します。まずはご相談ください。

















