ベビースリングの全数検品は生地ロットと縫いの連番を揃えて記録する
ベビースリングの全数検品、布のロットと縫いの連番を揃える
一枚ずつ通す列なら、通った品がどこから来たか、記録を残したいところです。ベビースリングの全数検品を、生地のロット番号と縫いのバッチの統一という軸で組みます。
番号が残っていない全数は並びが変わらない
体で支える布の品は、一枚ずつ手を通す全数の列が基本になります。ただ、合否だけを積んだ紙では、後のロットに同じ傷が現れた時に、どこから来たかを辿れません。全数の列には、調べた品がどの反から来たかを書き残す一行が要ります。
番号を置く欄を紙に用意するだけで、同じ不良の並び方が読めるようになります。
反と縫う順を結ぶ
生地は反ごとに届き、届いた順に裁断されるとは限りません。一つの束の中に別の反が混ざると、染めの浴の違いが一枚の中で顔を出します。縫う側は山ごとに仕上げるため、一つのバッチへ複数の反が入ることがあります。検品で必要なのは、裁断の番号と縫いの連番を結ぶ表です。
バッチの区切りと反の区分が揃っていれば、色の差が出た日に戻す先を一点まで絞れます。
印とタグの書き分け
布へ直接入れる印は、擦れや洗いで薄くなります。外側に見える表記と内側に残す印で持ち場を分け、どちらかが読めなくなってももう片方で辿れる形にします。日本向けの表示基準に絡む記載は別枠で揃え、製造の履歴とは分けて置くのが実務の作法です。
留め具を伴う型式なら、部品側の番号も同じ表に一行足しておきます。緩みが出た日に、部材と縫いを切り分けられます。
印の位置が反ごとにずれていると、同じ列を組んだつもりでも紐づけは崩れます。裁断の段階で位置を取り決める約束にしておくと、後の列が軽くなります。
混ざったと分かった日に引く線
全数で追っていると、一つのバッチの中に別の反が入っていたと判明する日があります。この時、箱へ戻す品と番号を書き直す品の線を引き直す段を決めておかないと、直した分がまた混ざります。ヨシダ検品では、落とした品の置き場を番号ごとに割り、作り手へ返す範囲を紙で示します。
検針の列は、紙を書き直すために布を触った後にもう一度通します。
紙の行数が重さになる
番号の追いは本数より、紙に落とす行数で重くなります。刻みをどこまで細かくするかで、班の手配は前後します。
反の印しと縫いの連番を結んだ表を預かれれば、紐づけの表から組み直します。

















