衣類収納の出荷前検品代行
組み立てる収納は、部品の数が合って初めて商品になる
衣類収納の多くは、部品と金具を組み合わせて完成する品です。出荷前の検品では、ネジ袋の数から説明書の版まで、揃いを確かめる作業が本体の外観と同じ重さを持ちます。
数が合わないと始まらない
組立式の衣類収納は、棚板、支柱、接続金具、ネジ袋が揃って初めて使える品になります。本体の仕上がりがどれほど良くても、ネジが一本足りなければ、買い手はその日に組み立てられません。出荷前の検品では、外観や強度と並んで、部品の員数確認が中心の工程になります。箱ごとに部品表と実物を突き合わせ、過不足を数で示す。地味な作業ですが、この確認を抜くと問い合わせの多くが届いた後で発生します。
小物の数え方
ネジや金具のような小物は、袋詰めされた状態で数えるのが基本です。開封してばらして数えるのではなく、袋の表示数と実際の重さ、袋ごとの個数確認を組み合わせると、速度と正確さが両立します。袋自体の密封の具合、表示の印物、袋の種類の取り違いも同時に見ます。組み立てに使う工具や予備のねじが同梱される構成なら、それらも部品表の一行として扱います。小物の確認は集中が切れやすい工程なので、区切りごとに数を記録していく形式が漏れを防ぎます。
説明書と書面の揃い
取扱説明書は、入っているかだけでなく、正しい版かまで確かめます。部品の数や手順が変わった改良では、旧い版の説明書が倉庫に残っていることがあり、記載と実物が食い違うと組み立てが途中で止まります。言語の確認も必要で、日本向けの品に別の言語の説明書が入っているケースは、箱詰めの流れが変わる時期に起こりがちです。保証書や注意の貼り紙類も、説明書と同じく書面部品として数に加えます。
欠けたときの補充の回し方
部品の欠けが見つかったら、その箱を止めて、補充の列へ回します。欠けの記録は、品番、不足部品の名前と数、発見箱の番号を残すのが最小限の書式です。補充後は、その箱について部品表との照合をやり直します。ここで省略をすると、補充の際に別の部品を抜いてしまう二重の過ちが起きます。欠けが同じ部品に偏る場合、詰め工程の癖として読み取れるので、記録は工場への指摘にも使えます。
箱の外と中の一致
部品が揃っても、箱の表示と中身が一致しなければ出荷できません。品番、色、寸法の表記と実物の対応、箱の強度と緩衝材の収まりまで見て、箱ごとの合否を確定します。部品の確認と箱の確認を一人が続けて担うと見落としが増えるため、工程を分けるか、確認の節目を設けるかの工夫が要ります。外観の美しさと中身の揃い、両方が揃って初めて検品を通ったと言えます。
部品表の項目数と箱の総数で作業時間が伸縮するため、構成をお聞きしたうえで概算を計算します。
組立図と同梱の品書き、出荷予定の数を出していただければ、数え上げる体制をすぐ描きます。

















