乗用玩具の検品代行
乗用玩具の代行は、色と型の名簿を受け皿の中心に置く
依頼側から届くのは、色違いと型違いが並んだ一覧です。乗用玩具の検品代行では、この名簿をどう受け取り、段に割り直すかが当日の捌きを決めます。
名簿が入口になる
座って乗る玩具は、一つの骨格に色と模様違いが何通りも載ります。代行へ渡されるのは外観の細かな指示より先に、行の並んだ一枚の紙です。ここに載っていない型は、現場では存在しないのと同じ扱いになります。
だからこそ受け皿の側で書き方を揃えておく価値があります。色の呼び方と型の略称が依頼元と現場で食い違うと、同じ品が二重に数えられます。
一行ずつに台を当てる
行ごとに台を割り当てると列は迷いません。紙の順に品を積めば、どこまで終えたかが机の上で一目で見えます。途中で人が交代しても、開いている行を渡すだけで作業が繋がる形です。
台の広さは品のかたちに左右されます。ハンドルと座板が出る型と、座面だけの型では、一台あたりの回す速さが別物になります。
色は分けて積む
同じ型の色違いをひと塊に積むと、後工程で取り違えます。色ごとに区域を書き、袋の口が開いたままにならないよう重ねる向きまで決めます。濃い色は擦れの跡が目立ち、薄い色は輸送の打痕を受けやすいため、並びを分けておくと読みやすくなります。
房や模様が入る品は、色の数だけ見本が増えます。見本は開いたままにせず、使わない行の分は封をした箱へ戻します。
見本の預かり方
名簿が揃っても、承認済みの実物が現場になければ判定は記憶に頼ります。一行一見本の約束で番号を振り、借りたまま返らない分は当日の行から外す前提で数えます。いつ差し替えたかまで紙に残すと、翌月のロットでも同じ線が引けます。
報告の行は名簿から落ちる
報告書の構成は、依頼元が読む順番に合わせます。不良は型ごとに区切って数え、崩れている派生を一行で読み取れる形にします。色ごとの枚数を別に持っておくと、袋詰め工程のどこで混ざったかまで推定できます。
抜取で見る場合も、層を名簿の行に合わせるのが基本の形です。総量だけで括ると、数の少ない行が丸ごと抜け落ちます。
名簿を動かす日取り
型の差し替えは検品の日より前に起きます。変更を一行足すだけの運用にしておけば、台を組み直さずに済みます。AQLの線で線を引くのか、見本の照合を厚くするかも、行の顔ぶれで変わってきます。
型の一覧と一度に出る本数が先に見えるほど、日数のあたりは立てやすくなります。
名簿の書き方がまだ揃っていない段階でも、紙の並びから一緒に整えられます。

















