厦門の全数検品は出口を先に決める:合格・保留・戻しの三通りと再合否の回し方
厦門の全数検品、合格・保留・戻しの三通りと再合否
一つずつ通す全数検品は、出口の形を決めてからが本番です。合格、保留、戻しの三つをどう回し、測り直した品をどう再合否へ載せるか。厦門での運用を追います。
三つの出口を先に決める
全数の仕事は、品が通る道を三つに割いて始まる。合格は梱包へ、保留は区切った一角へ、戻しは製造側へ。この三通りを初日の前に紙で固めるのが、厦門の拠点での進め方です。品がどの出口へ進んだかも、誰が関わり、いつ書き換えたかも、同じ紙に連ねます。全数検品は数が大きいぶん、出口の作りは単純なほど強い。
保留に置く時間
保留を住処にしない。いつ、誰が決めに来るかを日ごとに掲げておく。遠隔地の依頼側と同じ個体を動画で見比べる形にしておけば、厦門と先方とで同じ品を囲い、判定はその日のうちに片付く。
同じ理由の保留が重なる日は、基準の紙を攻める材料になる。三度続いたら、線そのものが動いた合図だ。
出口の札は色で分ける。同じ紙では、疲れた目は何でも合格に傾く。印の位置まで紙で決めておけば、交代した人が来ても列は乱れない。
再測定から再合否へ
戻しで処置した品は、測り直して初めて生き返る。寸法を直した個体は同じ部位だけをもう一度測り、表の内側に収まってから合格の列へ戻す。再測定の日付と数値は初回の記録に混ぜず、二段目の行として紙に並べる。ひっくり返った履歴が見える形で残ってこそ、全数の再合否は証憑になる。
見たい箇所だけの厚い確認で足りる場面と、列をもう一度通さねばならぬ場面。この切り分けが、厦門での再検品の回数を抑えます。
再測定の列は、本数が読める形にしておく。何点を測り直し、何点が合格へ戻ったか。二つが日ごとに並ぶと、出荷便の中身は静まる。
三つの出口が噛み合った一日の終わり
閉める時に数を合わせ直す。合格と保留と戻しの合計が、その日の受領数と向かい合えば、ロットは初めて終わる。三つの出口が噛み合った現場は、数え直しの日が来ない。検品を名乗る仕事の大半は、この照合の静けさで決まります。
一日で捌く数とロットの厚みで、人日は動きます。分け方は箱内訳と基準表の上で引きます。まずは箱内訳の一枚から。

















