帽子の検品工場は芯の材と箱詰めの向きで型保ちを決める。手順への落とし方
帽子 検品工場、型保ちの芯と箱詰め
帽子は、芯の材と詰め方で到着後の姿が決まります。検品工場でどこに芯を置き、どんな向きで箱に収めるか。型保ちの資材と詰め工程の対応を、手順に落とします。
芯の置く場所
紙や発泡の当て材は、帽の種類で硬さも大きさも違い、入れる位置も変わります。少しずれた芯は、輸送で押された時に違う所から癖を出します。検品で確かめるのは、芯が入っているかだけではありません。頂と芯の相性が、指で押した戻り方で読み取れます。
柔らかい頂の品には、角の丸い当て材を合わせます。芯の縁が内側を削ると、外へシミの影がにじむため、ロットを替えた日は材の形ごと見直す段を置きます。
詰めの向き
頂と頂を合わせるか、頂と底を重ねるかでは、外見の寸法が違います。一列だけ向きが狂うと箱全体がふくらみ、到着先で押し潰された品が顔を出します。詰める際に点数と向きを中箱へ書き置けば、開けた時にどの列が狂ったかまで読み取れます。
スベリが芯に直接触れると、タグが食いたまま出荷されます。間へ一枚仕切りを挟めば、調整具の金具が生地を引っ掛けることも減ります。仕切りにも札と同じ日付を入れておくと、誰が詰めた列か読み違えません。
詰め工程での判定
箱を閉じる前に検査を済ませ、そのまま詰める。この順が崩れると、開け直しの回数だけ傷みが増えます。詰め工程の検品では、芯入れ後の戻りと、当て材の二重入れの有無の二つを項目に足します。封じた後にやり直しが出ると、箱そのものが使えなくなるからです。詰みの列を撮った写真は、後から文句が出た時の唯一の証言になります。
段ボールの再確認
外箱の高さは、中身の積む段数で決まります。同じ名称の箱でも、帽の高さが違えば積み高は変わるため、前のロットの癖では詰められません。段と詰め姿が決まれば、潰れへの強さも積む段数まで見当が立ちます。
ヨシダ検品では、詰めの列に人が入り、芯入れから封印までの写真を同じ枚数で返します。到着先で箱を開ける人が、どんな顔で入った品か想像できる形です。
型持ち材の段を足すと、その分工夫が上へ乗って、数字は前後します。
中箱を開けた姿を写真で届けてもらえれば、詰め直しを含めた案をすぐ返せます。

















