検品費用の内訳とは。品目・ロット数・立会いの要否で変わる相場
全数検品の費用は何で決まるのか|見積もり前に押さえたい4つの要素
「全数検品を頼みたいが、いくらになるのか想像もつかない」という声は実はとても多いものです。全数検品の費用は定型商品ではないため、サービス内容次第で大きく変わります。この記事では、見積もりを依頼する前に知っておきたい費用を構成する要素を整理します。
全数検品はなぜ「定額」にならないのか
まず押さえておきたいのは、全数検品とはロットの中身を1点残らずチェックする方式であり、抜き取り検査とは前提がまるで違うという点です。件数がすべての仕事量に直結するため、費用の基本は検品員1名あたりの稼働単位(マンデイ)で組み立てられます。したがって「1個あたりいくら」と即答できる業者は、ロットの内容をまだ見ていない段階では存在しない、と考えた方が自然です。
費用を左右する4つの要素
1つ目は検査項目の深さです。外観チェックだけなのか、検寸や機能確認、付属品の作動テストまで含むのかで1点あたりの所要時間が変わります。2つ目は製品の取り扱いやすさで、薄手の布製品は速く進みますが、厚手のマットレスや立体成形品は1点あたりの作業が重くなります。3つ目が検針の要否です。日本製の検針機を通す工程を加える場合、通しにくい形状の製品はハンド検針やX線検査への切り替えが必要になり、工数が増えます。4つ目は場所です。検品場に持ち込むのか、工場へ出張してもらうのかで移動コストが加算されます。
抜き取りから全数への切り替え判断
中には「最初はAQL2.5の抜き取りで問題なかったのに、クレームが出てから全数に切り替えた」という経緯をたどる事業主もいます。抜き取り検査は統計的な合否判定であり、不良が散在せず特定の工程に偏って出る場合は、合格ロットの中にも不良品が残る可能性があります。出荷後の対応コスト(返品、発送し直し、レビュー対応)を考えると、最初から全数検品を選ぶ方が結果的に安くつくケースは決して少なくありません。
ヨシダ検品への依頼の進め方
ヨシダ検品では、上海嘉定、福建晋江、カンボジア・プノンペンの検品場に加え、中国本土や東南アジア各地への出張検品にも対応しています。見積もりの精度を上げるコツは、対象製品の写真、ロット数、欲しい検査項目、納期の希望をまとめて伝えることです。第三者検査や貿易検査の実務を長年担当してきた検品員が、内容を確認した上で検査体制と所要日数を提案します。具体的な金額は個別のお見積もりとなりますので、まずは現在抱えている品質の課題からお聞かせください。

















