布団・寝具の検品で重視する項目。填充材の偏りと縫製の見方
布団・寝具の検品で重視される項目|填充材と縫製の見方
布団や寝具は中身が見えないぶん、検品の確認範囲が広い製品です。填充材の偏りや縫製不良の確認方法、検針との組み合わせ、依頼の流れまでを解説します。
寝具検品の背景と目的
布団・寝具は毎日長時間肌に触れる製品であるうえ、マットレスと同様に厚みや詰め物の状態が快適性を決めるため、不良の判定が難しいカテゴリです。工場の検査では外形の目視が中心になりがちで、填充材の偏りや中綿の塊、側生地の透けは出荷後にしか分からないことも少なくありません。日本向けの商品は衛生面・肌触りへの期待が高く、わずかな縫い目のずれや匂いでもクレームに発展します。出荷前に第三者の目を入れることで、品質の裏付けを取ることが目的です。
目視・触診で確認する不良の内容
検品では、異物混入、縫製のほつれ、汚れ、縫製の歪み、ステッチ切れ、穴あき不良、ボタンやジッパー等の装飾部品の破損、検寸などを行います。寝具固有の確認として、填充材の充填量と偏りの触診、キルティングの縫い目間隔、側地の色差、付属の紐や留め具の強度、敷きふとんなら中身の片寄り、掛けふとんなら八つ掛けや四方の縫い仕様などもチェックします。洗濯表示や品質表示の内容が規定どおりか、タグの縫い付け位置が正しいかも重要な確認ポイントです。
検針を組み合わせた安全確認
布製品である以上、折れ針の混入対策は欠かせません。厚手の布製品や大ぶりな商品はコンベア検針でスピーディに確認し、薄い布製品や特殊な形状の立体物はハンディ検針で入念に、裏表さまざまな角度から検針します。金属部品が付いた寝具や異素材を組み合わせた商品は、X線検針による透過検査で対応します。検針後は個包装、タグ付け、シール貼りまで実施でき、倉庫や店頭の負担を減らせます。
依頼の流れと判定基準
検品は品番・色・サイズごとにカートンをランダム抽出し、AQLレベルⅡに基づく抜取検品が基本です。必要に応じてご指定の抜取数量にも対応します。検品レポートは検品後24時間以内に提出し、ご要望があれば6時間以内の発行も可能です。マットレス、クッション・カバー、こたつ、カーテン、カーペット、ラグなど、寝具・インテリア周辺の品目もまとめて検品できます。費用については工場所在地や検品内容により異なりますので、まずはご相談ください。協力関係についてご相談されたい場合は、ご連絡ください。

















