アパレルの検針で折れ針・待ち針の混入を防ぐ。全数機械検査で。
アパレル検針と日本市場における金属残留リスク
アパレルの検針は、折針や待ち針などの金属残留を防ぐための安全確認です。ヨシダ検品は検針機による全数機械検品と中国・東南アジアの拠点網で、縫製品の日本向け出荷を支えます。
アパレルに検針が求められる理由
縫製工程では、ミシン針、待ち針、ホチキス、刃物のかけらなど、あらゆる金属片が製品に寄り添います。仮に折れた針が生地の中に残ったまま消費者の手元に届けば、肌を傷つける事故につながりかねません。特に乳幼児服やベビー用品では、金属混入への許容度は限りなくゼロに近く、一件の事故でもブランドの信頼は大きく損なわれ、リコール問題へ発展するおそれがあります。日本市場では縫製品に検針が当然の要件として広く受け取られており、その有無が取引の可否を左右する場面も少なくありません。検針は単なる欠点探しではなく、生産現場の管理状態を試す検査であり、針の破損記録とその後の確認をつなげる仕組みこそが安全の土台です。
検針機の運用と手法の使い分け
検針の中核を担うのが通過式の検針機です。製品を検知部を流すように通し、鉄系の折針や針、非鉄系の金属異物を拾い上げます。日本製の検針機を用いても、作業前後の感度確認を標準試験片で行い、ロットごとの記録を残さなければ効果が半減します。厚手で嵩のある商材はコンベア式の検針でスピーディに処理し、薄い生地や立体物のハンディ検針は人の手で裏表あらゆる角度から入念に確かめます。金属部品を付けた衣類や異素材を組み合わせた商品など感知しにくいものは、X線透過検査で確実に拾いにいくのが得策です。製品形態に応じた三つの手法の使い分けが、混入ゼロへの近道であると言えます。
外注の体制と費用の考え方
ヨシダ検品はアジアで大規模な第三者検品会社として、正規採用した検査員のみでサービスを提供し、第三者による検品と供給網の管理、検品・監査、サプライヤーや工場の品質管理、出張検品までを一貫して担っています。検品員は中国本土八十箇所以上、東南アジア二十六箇所以上に現地常駐し、嘉定(上海)、晋江(福建)、プノンペン(カンボジア)の三つの検品場を構えるため、指定工場先での検品でも、不良発見から修理、再検品まで素早く対応できます。費用は点検の範囲や対象品、ロット規模といった条件によって変わります。検品範囲と数量、検針の要否をお知らせいただければ、安全な出荷を見据えた計画をご提案します。

















