アクセサリーは個包装の中身と点数を封を切る前に照合して箱を閉じる
個包装の中身と点数を突き合わせてから箱を閉める
アクセサリー製品の出荷仕度で後を引くのは、品そのものより個包装の中身のずれだ。一対の書きと実物の足し引き、同梱の留め具、カラー別の出し数まで、封を切る前に揃える照合の手順を記す。
袋の札と実物を二度そろえる
小売店に並ぶ姿が袋の中身で決まる以上、照合は袋の札から始める。イヤーリングは一対、ネックレスとピアスの組は一式という数え方が、札の点数と合っているかを実物と突き合わせる。片方だけが袋に残った品、札に二百と刷って実数が百九十に届かない品は、いずれも箱の中では静かな不良だ。開封の段では札を写し、締め直しの段でもう一度数え、二回の一致をもって封をする。
同梱品の欠けは袋の中で探す
小さな袋には本体以外のものが入る。予備のシリコンキャッチ、紙芯、布の巾着、素材の札。本体が無傷でも、同梱が抜けていれば受け取る店先には欠品である。組成品では、ネックレスの留め金の位置やブローチの針金の向きまで、中身の配置を見本と合わせて確認する。袋の口を閉じる前に中身の写真を一枚撮っておけば、到着後の異議にも言葉ではなく紙で返せる。
カートンの中で意匠と色が交差する
点数が合っていても、色と意匠の配分が崩れた箱がある。出荷指示書に記されたカラー別の内訳と、実箱の袋の顔ぶれを突き合わせ、十箱を一つずつ開けずに見張り表だけで追える形にするのが抜取の勘所だ。同じ型の隣に色違いが一点混じる交差は、全数ではなくても開けた箱から出方が読める。同一製造の並びが見えたら、その製造時間帯に区切って照合の幅を広げる。
袋そのものも商品情報
個包装は保護材であると同時に、表示の载体でもある。材質の印字、バーコードの読み取り、品番と色の表記が実物と対応しているか。糊の残りや印字のかすれは、袋の山をほどいて一袋ずつめくるより、見本と並べて順に照らしたほうが速い。袋の口が狭い品は封入の途中で角が折れるため、封の形まで確認項目に含める。
封を切る前に点数表を机に置く
照合の要は、当日の机に点数表が載っていることだ。品番・色・サイズ別の指示数と実数、袋の仕様、開ける箱の範囲が一枚に揃えば、迷いは表に書き込める。AQLで開ける箱を決める場合も、中身の照合順まで紙に落としてこそ数字が生きてくる。品番の細かさと梱包の形が、その日に捌ける量を決める。意匠と色展開の一覧が出荷指示書とそろった時点で、照合表の骨組みは向こうから立ち上がる。

















