ペット用食器の全数検品。ステンレス・鋳造・樹脂の材質を見極め。
ペット用食器の全数検品――材質・塗装・寸法の確認
ペット用食器は、不良がそのままペットの事故に直結しかねない品目です。ヨシダ検品はステンレスや鋳造品、樹脂素材まで見極める全数検品を提案します。材質、塗装、サイズ公差の観点から確認の流れを解説します。
なぜ全数検品が選ばれるのか
ペット用品は人間と違い使用者が自ら危険を避けてくれません。ボウルに鋭いバリが残っていたり、印刷が剥がれて飲み込まれたりすれば、体の傷になります。こうした品目では、一定率以内なら許容という発想より、不良をゼロへ寄せる姿勢が妥当です。全数検品は梱包の前段階で全品を一つずつ確かめ、不良を抜き取って良品と入れ替えることで出荷品質を確定させます。工場内で実施すれば補修と再検品も円滑です。生産の立ち上がりにあわせてインライン検品を併用し、大規模な発生を防ぐ導線も有効になります。リピート発注が続く品目の場合、初回のロットで検査の基準を固めておくと、以後の管理がぐっと楽になります。
材質と塗装の検証
ステンレスや鋳造品では、溶接部の不良、圧着の甘さ、ふち巻きのずれ、口に触れる部分のバリが主な着眼点です。鋼鉄、アルミ合金、黄銅、ステンレスといった材質が仕様書どおりかの確認も欠かせません。樹脂の食器は傷、色むら、ヒズミを点検し、塗装や印刷を施した製品は剥がれや付着の不良を目視と簡易テストで確かめます。機能面では平坦度と密閉度の試験を行い、調理併用型は熱伝導の目安まで確認します。
サイズ・容量と公差の管理
寸法は外形、高さ、容量、水位線の位置まで測ります。仕様書上の公差が判定の境目になるため、使う治具と測定器を事前に決めておくのが原則です。ネジ部はゲージで締め付けを照合し、表示サイズと実物の対応も確かめます。誤差がそのまま使用感の差につながる品目なので、見落としが続けば返品騒ぎになりかねません。生産の折々に測値を記録して残せば、次のロットの改善資料にもなります。
ペット用品のロットで全数検品を検討する場合、対象品目と納期をお知らせください。費用はロット規模と検品内容で変わるため、工場側の体制とあわせて相談のうえ計画を組み立てます。

















