シングルボードコンピュータは防静電包装の密閉と箱内レイアウトで詰める
シングルボードコンピュータは静電気包装と箱内レイアウトの二正面で詰める
基板類の出荷前検品は、電気的な良し悪しより先に、届くまでの状態を守る列が立てられます。防静電包装の密閉、同梱ピンヘッダのカウント、箱の中の並び。通電させない範囲で確かめる二正面を整理します。
防静電の袋が第一関門
静電気に弱い基板を輸送へ載せるなら、包装の作りそのものが品質の一部です。帯電防止の袋が仕様どおりか、口シールは端まで通っているか。チャック式でも押し残しがあれば袋の中は外気と通じます。乾燥材の有無、静電気注意の表示ラベルの位置まで確認列に置き、袋越しに基板の向きと緩衝材の入りを確認して写真を残すのが入口です。
袋を開け直す運用は湿気管理と結びつきます。シールのし直しを見つけたら、そのままのロットは出荷の判断へ回せません。経緯の裏付けを求める扱いにしておかないと、同じ手順が次のロットにも静かに広がります。
同梱ピンヘッダは明細と数える
基板と別に添えられるピンヘッダは、数量とピッチ、向きの三点を構成表と突き合わせます。ネジやスペーサの欠けは、受け手の実装工程で最初に詰まるところです。袋ごとの重さだけで判断せず、抜いた箱は開いて数えます。再封が必要なら新しい袋へ移し、作業の記録を残して通常のロットと区別できるようにします。
コネクタの向き違いは、型番の末尾が一桁違っても見逃されにくい不良です。付属品のラベル表記と実物を同じ台で照合する列が要ります。
箱の中の並びが本体を守る
基板の敵は箱内での圧と擦れです。四隅が支えられ、積む向きが正しく、本体が滑る余白がないか。枚数を詰める箱は基板の間に仕切りが入っているかまで見ます。角の潰れたいっぱいのカートンは過積載の兆しで、箱の積み直しからやり直す判断が必要です。外装のマークとラベルの型番、改版番号が出荷リストと合うかも同じ段で合わせます。
通電しない範囲で読める外観
出荷前の現場で全数の動作試験までは載せられません。通電を要さない範囲で、端子の傷、実装部品の浮き、半田の盛り上がりなど、光に透かして読める外観を列にします。電気の実測は工程内の別の手順に分けて置き、出荷前検品が抱える項目はどれかを、基準の書面で線引きしておくのが段取りの要です。抜取の合否判定と包装の確認を同じ報告書に載せれば、受け手は到着前の判断を一度で済ませられます。
費用の幅は品目と確認密度で決まります。検品案の段階から照会いただければ弾きます。
拠点と品目がバラつくほど、順番の考えどころです。お問い合わせから預けられます。

















