なりきり遊びの品は中身と外装箱の表示を突き合わせて揃える組み立ての列
なりきり遊びの品は、中身と外装箱を突き合わせて揃える
仮面や変身ベルト、小物を纏うなりきりの品は、箱に書いた内容と実物が噛み合って初めて売れます。組み立ての列で、中身と外装箱の対応を確かめる進め方を組みます。
箱絵と実物の距離
なりきりの品は、外装箱に載った絵と、付属の記述が売り物になります。箱には入っている部品の顔ぶれや、大きさ、対象の年齢が示されます。中身がその並びと違えば、開けた瞬間に買う側の期待が崩れます。だから組立の列では、箱を一枚の仕様書として扱い、実物と一行ずつ突き合わせる必要があります。
組立の列で何を合わせるか
仮面、ベルト、手袋、台座、説明の紙といった部品を、箱に示した点数と名前の順に並べ、欠けと余りを確かめます。色の違い、大きさの段、取り付ける向きまで、箱絵の描写と実物が同じ姿かを見ます。組み上げる前提の品なら、実際に嵌めてみて、箱に書いたとおりに収まるかまで追います。
欠品と誤った封入
この列で最も怖いのは、他品目の部品が混ざることです。似た型の帯や小さな留め具が、違う箱へ入ると外から判りません。詰めの直前に、袋の印字と箱の種類を照合し、対応の一致を以て封じる手順を置きます。数が合うだけでは不十分で、型まで揃っているかの目が必要になります。
表示の対応を紙に残す
箱に書いた内容と実物の対応を、確認表の行に落とします。どの部品を、どの位置で見比べ、何が違えば保留とするか。この紙があれば、班が替わっても、同じ目線で合否を積み落とさない。日本国内で通る表示に沿った年齢の書きや注意の文言が箱に載っているかも、この列で併せて確かめます。組み立てる工程を又掛けで通過する品では、前の班が見た対応を次の班が数え直さないよう、済み印の置き方も一行に添えておきます。対応表は多すぎると運用が止まるので、箱に書かれた項目に絞るのが続き方のコツです。
外装箱の痛みまで列に含める
箱自体が品の一部なので、角の潰れ、蓋の凹み、印刷のスレまで検査に入れます。中身が良くても、外装箱が傷んでいれば受け渡しで難になります。詰めの段で向きと押さえを揃え、積んだ際に下の箱から傷む順序まで見ます。ヨシダ検品では、中身と箱を分けて数えるのではなく、対応が取れた状態でひとつとして判定します。
中身の点数と箱の種類の掛け合わせで、重さは前後します。箱と中身の対応が見える資料があれば、組立の列はその日から動き出します。

















