猫の遊び道具は羽や鈴を噛んで外れる前提で、安全の見立てを組む列を作る
猫の遊び道具は、羽と鈴を噛んで外れる前提で見る
猫じゃらしの羽、鈴、口に乗る小物。噛んで、もいで、飲み込もうとする動きを想定して、外れと残りを追う列を組みます。衣料のような糸の列とも、完成品模型の列とも違う、この分類らしい安全の見立てを記します。
猫の口が基準になる
猫向けの遊び道具は、人が眺めて良しとする列とは始まり方が違います。噛んで、もいで、前歯でかけて引く。前提にあるのは、細く尖るものや直径の小さいものが口に入る危険です。だから検品は、外観の艶を見る前に、引っ張って抜けないか、噛んで欠けないかを先に置くのです。
犬向けの噛む力に耐える品とは狙いが違うので、同じ玩具でも列の重みは変わります。爪とぎやベッドの布ものと同じ製造拠点でまとめて作られていても、小物を口にする入口を潰す軸は別に立てます。
羽根の根元と縫い付き
猫じゃらしの先に付く羽は、軸に結ぶか縫うかで着きます。根元が緩むと一噛みで姿を消します。引き抜いて、数値ではなく手応えで読めるか見ます。同じ房でも結びの緩い個体は片方で抜け、使い初めで形を失います。軸が折れて尖る出方も追います。
接着だけを頼りに付いた房は、湿気と噛む力で外れます。接着面の残りと縫い糸の掛けを分けて見ると、初期で抜けるものとしばらくしてから抜けるものが切り分けられます。
鈴の留め金と穴からの出方
音を出す鈴は、留める金具や革紐を前歯で剥がしやすい構造です。引っかけた輪を広げて開かないか、縫い付けた革が裂けて中の玉が落ちないかまで追います。小さな玉はそのまま飲み込まれる入口になります。
鈴の穴の径と中の玉の大きさを突き合わせ、玉が出ないことを実物で確かめる列を置きます。鳴りの大きさより、中の玉が外れていないかを先に読むのがこの段の狙いです。
口に入るサイズ
噛まずに飲み込める大きさで残っていないか、直径と長さの両方で見ます。房から抜けた芯、飾りの粒、房の端の樹脂の部品まで、指で摘めるものは口に入る前提で追います。
国内で猫用品に求められる表示の作法に沿って、対象の月齢や使い方の書き置きと、実寸の噛み合いが揃っているかも同じ段で読み合わせます。
消耗する前提で追う
羽や布の房は使えば解れ、毛が落ちます。初期は何も出ていなくても、使用後に糸がほどけて中芯が出る前提で追う列を添えます。
消耗を前提に置くなら、別のロットに回したときにもう一度同じ列を引ける形にしておきます。同じ型をまたいだ照合は、工程そのものの癖を浮かび上がらせます。
噛み抜きの列をどこまで追うかで、必要人数と日数は変わります。型と一度の本数が見えれば、人日の形は置いておけます。
猫じゃらしの型の一覧が届けば、小物の噛み欠けの列から整えます。

















