カーエレクトロニクスアクセサリーの出荷前検品。AQL抜取で課題を可視化
カーエレクトロニクス アクセサリーの出荷前検品代行
カーエレクトロニクス系アクセサリーを対象に、中国で出荷前検品とインライン検品を実施。AQL表を用いた抜取検査で品質課題を可視化します。
カーエレクトロニクスに検品代行が求められる背景
車載用レコーダーや充電器、シガーソケット関連といったカーエレクトロニクス系アクセサリーは、精密な電子部品と安全機能を併せ持つため、出荷時点での品質確認が欠かせません。想定内に収まらないのは、第三者検品に投入した時点で不良が発生してしまうケースです。そこで、生産の立ち上がり時点から検品員を派遣し、インライン検品を実施して、課題を生産者へ即時フィードバックする方法が効果的です。これにより、後工程で不良をまとめて拾い上げるのではなく、工程内で問題を先送りにせず解決できます。
AQLに基づく抜取検査の考え方
検査基準を決めるうえで欠かせないのがAQL表です。AQLは抜取検査時の基準で、世界中の品質管理で利用されている指標で、①大量生産品から何個抜き取って検査すべきか(適切な抜取数)②抜き取った中から何個までの不良発見を許容するか(合格許容数)の二つを示します。たとえば3,500個のコップを生産した場合は、通常は検査水準LvⅡ(厳しさはⅠ~Ⅲで表し、通常は中央のⅡ)を用い、ロットサイズ3201〜10000の行とⅡの列が交差するコードを参照して抜取数を決定します。こうした一般基準にはAQL表や検品項目、欠陥分類、さらに生地系ではASTM D5430の4ポイントシステムなどが活用されます。
出荷前検品の流れと留意点
依頼時には、検査水準(AQL 2.5・4.0など)とそのロットに対する合格許容数を共有し、指定工場で出荷前検品を行います。電子電器系は静電気対策や検査環境の影響を受けやすいため、現地の電源・計測機の準備状況を確認しておくとトラブルを減らせます。検品後は不良内容を写真付きで報告し、原因と対策をフィードバックして改善を促します。電子部品の定格や誤差まで厳しく確認することで、出荷後のクレームを未然に防げるようになるでしょう。

















