VRゴーグルの初期検品は後頭部で受ける帯とスライダー、レンズの汚れまで
VRゴーグルは帯の滑りと調整つまみで初期を見る
映像を表示させる以前に、被る道具としての始末が問われる対象があります。後頭部で受ける帯、長さを決めるスライダー、そして内側のレンズの汚れまで、装着系に絞った初期確認の列を組みます。
被る物としての前提
顔の前に乗せる形なので、表示の良し悪しと同じ重みで掛け心地が効いてきます。締めたときに止まるか、歩いたときにずれ落ちないか、数分使ったあとに跡が残らないか。作動の確認より先に、保持と形状の列を置くのが初期の考え方です。
箱から出した第一印象は、多くの場合この部分で決まります。
帯の張りと止まり
後頭部で受ける帯は、引いて戻したときに元の位置へ留まるかを見ます。留め具の噛みが甘いと、長さを引き上げた直後に下がってしまう。左右の帯の付き位置が数ミリずれると、被ったときに傾きとして出ます。布を縫い付けた環の端の始末、生地の返りのほつれも同じ列で通します。
滑り止めのゴムが効いているかは、乾いた状態と少し湿った状態とで手応えが変わります。どちらを基準にするかを先に決めておくと、判定がぶれません。
調整スライダーの目盛り
長さを決めるつまみは、回している最中に効く位置が指で読めるかが要点です。固すぎれば回せず、軽すぎれば使っているうちに下がります。全開から全閉まで何段で止まるか、往復させてガタが出ていないか。内部の歯が欠けていれば外からは判らず、動作の違和感だけが残ります。触って判断する列に置かざるを得ない項目です。
目盛りの刻み自体が左右で違うロットは、並べて初めて見えます。一台ずつの差より、二台並べたときの差として拾う形にします。
レンズと表示の両面
汚れは内側のレンズに起きます。指の脂、拭いた筋、埃の残り。暗い場所から明るい場所へ透かすと、外から見たときとは違う顔が出ます。表示を通す品でも、一つ汚れがあるだけで体感の鮮明さは落ちるため、拭いたあとに再び汚していないかまで読みます。
鼻の当ての形、目の幅を分ける調整、柔らかい部分の返し。肌に触れる箇所は金属の残りとは別種ですが、尖った出っ張りや接着のはみ出しはそのまま不快感になります。
初期で束ねておく
装着系の欠けは、使ってみるまで持ち主が気づかない場合が多く、到着後の指摘は返送の重さへ直結します。箱を閉じる前に被る動作を一手入れるのは、そういう性格の問題を早い列へ寄せるためです。先方の市場で必要なラベルの書き分け、同梱の本数の照合も同じ流れに並べます。
ヨシダ検品は、点灯だけの列ではなく、掛ける動作までを初期に置いて組みます。
頭部の調整部まで列へ載せると、一品あたりの手は増えます。見る範囲を書き合わせてから日程に落とします。
装着と表示の両方を早めに見たいなら、型とロットのまとまりを一文に書いて窓口に置けば、列の順から決めます。

















