最終便の混載は箱と中身、パレットと行先を品番の一点で詰め切る
最終便の混載を止める、型番と符号の取り違え照合
日用品雑貨の全数で、出荷直前に最も怖いのは傷より中身の取り違えです。似た品が同じラインを流れる最終便では、箱と中身、パレットと行先が噛み合っているかを、読み取りと型番の一点で詰め切ります。
最終便で止めるべきもの
出荷前検品の列で外観を追っていても、箱に違う型が入っていれば客先では別の不良になります。雑貨は一品の点数が多く、色違い・サイズ違いが同じ見た目で並びます。だから最終便の全数は、個々の不出来より、正しい品が正しい箱に揃ったかを確かめる列として組み直します。ここに照合を置くと、倉庫で箱を開けるまで見えなかった問題が減ります。
外観の列と取り違えの列は別物で、後者は詰めの最後にしか成り立ちません。
型番と符号を突き合わせる
段ボールに貼られた型番の表示と、中身の個包装に刻まれた記号、そしてパレットの行先札。この三つが同じ一本を指しているかを読み取りで追います。表のラベルだけ見て済ませると、中の袋が一枚ずれていても気付けません。
箱番号ごとに読み取った結果を残し、合致と不一致をその場で分けると、詰め直しが後から迷子になりません。読み取れない記号は別置きの山へ回し、その理由を一行添えておくと、閉じる前に必ず処理が残ります。
似て非なる品を離す
取り違えが起きるのは、よく似た品が隣に並んだ時です。色違い二種を同じ台で閉じれば、手の癖で混ざります。似ている型ほど作業場を分け、一度に扱う品を一つに絞る。読み取りが通るから大丈夫、ではなく、物理に離しておけば取り違える前の時点で防げます。
似た形状の品を並行で回すロットほど、この距離の取り方が効いてきます。
混載が起きる瞬間を潰す
混載は静かなすき間に生まれます。補修から戻った品が正規の列へ戻る際、大詰めの手前の箱に滑り込む。片付け損ねた端数が次のロットに持ち越される。一日の終わりに未完成の山を別の箱へ移す。こうした場面を想定して、戻し口と余り品の置き場を良品の動線から切り離しておくと、混ざる入口が塞がります。
戻ってきた品には、いつどの列から来たかを記した小さな印を付けておきます。印の無いまま台へ載せれば、その一山が照合済みと未照合をまたいで混ざります。
閉じる前に一覧を空にする
段を閉じる合図は、照合の一覧に残りがゼロになった時だけに限ります。読み取れていない箱が一つでも残る状態で封をすれば、その一箱が便全体に疑念をかけます。パレット札と出荷のリストを最後に一度結び直し、揃った印を押す。最終便の全数は、この詰め切りの形を持って初めて意味を持ちます。
最終便で型番と記号をどこまで突合するかに応じ、詰め直しの量は増減します。
型番と記号の対応表を机に広げれば、詰め直すべき段は自ずと見えます。

















