スポーツケア用品は生産初期のインライン検品で不良を潰す
スポーツケア用品の検品が生産初期から必要な理由
サポーター、テーピング、プロテクターグッズなどスポーツケア用品は、伸縮素材特有の不良と身体接触の安全性が問われる製品です。インライン検品で生産立ち上がりの問題を潰す進め方を解説します。
生産の立ち上がりに検品員を入れる
スポーツケア用品でよく起こるのが、「第三者検品に入った時点で、すでに大量の不良ができあがっていた」というパターンです。伸縮素材は縫製条件が難しく、ライン立ち上がりの初期に不良率が跳ね上がりやすいからです。対策としては、生産が始まった早い段階で検品員を工場へ派遣し、インライン検品を実施します。仕上がりの基準や縫製条件の問題を、その場で生産者の方々へフィードバックすれば、量産が完了する前に修正できます。
伸縮素材ならではの確認項目
サポーターやレガース類では、編地のほつれ・穴あき・飛び糸、縫い目の歪み、ゴム部分の縮みや波打ち、接着部分の剥がれを確認します。伸縮性のある製品は、縫い目が詰ますぎると伸ばした時に糸が切れ、緩すぎるとずり落ちます。実際に伸ばしてみるテストも行います。テーピング類は、粘着面の糊むら・糊の残り、巻きの締まり、カットの歪み、芯管の潰れをチェックします。肌に直接触れる製品なので、縫いしろやタグの擦れなど、着用時のチクチク感につながる要因も見ます。
検針と寸法・表示の確認
布製品である以上、折れ針混入のリスクは必ずあります。生産工程でミシンの針が折れた場合、断片が中に残る可能性があるため、全数検針を行います。メタリックな糸や金具が付いたデザインでは、磁気検針の代わりにX線検査で確認します。加えて、サイズごとの採寸、左右の判別、品質表示やサイズタグの位置・内容、包装の状態まで確認します。
不良率を上げないレポートの使い方
検品結果は写真付きレポートで24時間以内にお届けし、不良の傾向を工場側と共有します。初期のインライン検品と最終の出荷前検品を組み合わせれば、不良率は二段階で抑えられます。スポーツケア用品の検品のご依頼や費用についてはご相談ください。

















