化粧品原料の出荷前検品代行
化粧品原料の出荷前検品は完成品の目で見ない項目を分けて置く
原料は、商品として並ぶ姿になる前の段階です。完成品の確認とは別の項目を、この段だけの目で分けて置く考え方をご案内します。
原料の段だけの見どころ
化粧品原料の出荷前確認は、完成品の検品と同じ進め方では務まりません。完成品は使い手の目で見ますが、原料は配合へ乗る前の姿で見ます。中身の色、匂い、粘り、粒の揃い。仕上がりには現れない性質が、ここでは判定の中心になります。
見るべき項目は、配合設計の紙から読み取ります。何を重く見るかは品目ごとに変わるため、完成品の検査票を流用しません。この段だけの項目表を別に置くことが、最初の設計です。
中身と容器を別に見る
原料の荷は中身と容器で別々の目が要ります。中身は代表の容器を開けて性質を見る一手と、残りを封じたまま外側から読む一手に分けます。開ける数を先に決めておかないと、衛生の面で開けすぎになります。
容器は傷と汚れと表示を外側で確かめます。打ち痕や歪みは中身の保全に関わり、表示の印字は次の工程での取り違えに関わります。中身を見る容器と見ない容器では、締め方と置き場も分けておきます。
取り違えと量のずれを防ぐ目
原料の事故で重いのは、品番の取り違えと量のずれです。容器の印と出荷の書類を突き合わせ、ロットごとに数を数え直します。同じ品番が複数のロットに分かれているときは、境の読み方まで書類で確認しておきます。
中身の性質の差は、開けて見るまで分かりません。だからこそ、出荷側の管理の記録と、こちらで見た結果を同じ紙の上で並べます。差が出たときの切り分けの速さが、次工程の日程を守ります。
出荷前の締めと引き継ぎ
確認が済んだ荷は、封じの状態と置き場の区切りを見て締めます。開けた容器と開けていない容器を分け、先に使う順まで決めておくと、受け取った現場の動きが静かに進みます。
ヨシダ検品では、開けた一手と封じたままの一手の記録を同じ台帳へ並べ、次工程へ疑問の残らない形で引き継いでいます。
原料は完成品の形に整う前の姿で通すため、見る手間は容器の作りと中身の性質の両方から積もります。品目と容器の組み合わせが読めれば、当日の人数の当たりも早く付きます。
仕様書との突き合わせから入れば、見る項目の境は初回で決まります。原料の品目と容器の形を書いた一枚を、受け入れの机へ先に出してください。

















