抜取り検品料金
抜取り検品のサンプル引き方と読み方
全数を見ずして一部を引いて合否を出す抜取りの考えを扱います。ロットからサンプル数を引き、偏りのない引き方を保ち、判定の表を読むまでの手順を順に立てます。
なぜ抜取で足りるか
大量のロットを一枚ずつ見るのは現実的ではありません。品質が均一の工程から生まれる前提に立てば、一部の観察で全体の見立ては立ちます。
鍵は引く量の決め方と、偏らない引き方です。この二つが詰まっていれば、抜取りは全数に劣らぬ判断材料になります。
抜取りが向くのは、不良が全体に散る品です。工程のどこかで固まって出る癖が分かっているなら、その区切りの歴史と組み合わせて扱います。
全数で見る工程と、抜取りで足りる工程を分ける目線も要ります。人の手が関わる箇所は、引く場所を工夫して拾います。
サンプル数の決め方
ロットの大きさと、許す不良の厳しさから、引く数が決まります。品を等級で置き、一般の水準と特殊な水準を使い分けます。
同じロットでも、要求の厳しさで数字は動きます。基準の選び方が、そのまま引く個数に跳ね返ります。
たくさん引くほど全体像に近づきますが、現場の労力も膨らみます。必要な見逃し率の線引きを先に置き、折り合いを付けます。
ランダムに引く段取り
箱の積み方には癖が出ます。段の高さも奥行きも均等に割り、見たい品だけを拾わない手順にします。
開梱と箱への戻し方も決めておけば、品を傷めずに済みます。引出しの順番を記録しておくと、やり直しの際にも安心です。
カートンの中身が梱包後に引けるのが理想です。外側の段だけが動くと、積まれ方の偏りがそのまま見本の偏りになります。
判定表の読み方
引いた数と見つかった不良を突き合わせ、合格か再検か否かを表に当てはめます。際どい出方では、追加で引く選択肢も残します。
際どい合格でも、不良の内訳と場所は必ず書き残します。現場へ渡せば、直すべき点が最短で浮きます。
判定は二択に潰さず、直すか、もう一度引くか、戻すかの三筋で書くと、受け手が動けます。
ロットの規模と引くサンプルの数、判定の厳しさで掛かりは変わります。判定の読み方を一度合わせておきます。

















