照明器具の検品は点灯テストで不良を見つける。外観だけでは足りない理由
照明器具の検査で確認すべき点灯テストと安全確認のポイント
照明器具は、通電して初めて分かる不良が多い商品ジャンルです。外観の目視だけでは仕上がりは分かっても、点灯不良や色ムラは捉えられません。本稿では、照明器具の検品で押さえるべき検査項目を、機能テストと安全確認の両面から解説します。
照明器具の検査が難しい理由
照明器具は本体に光源や電装部品を内蔵するため、金属やプラスチックの雑貨とは検査の進め方が根本的に違います。組み立て時点では正常に見えても、輸送中の振動で基板や配線が外れて点灯しなくなるケースがあり、梱包状態と動作確認をセットで見なければなりません。さらに日本向け商品では表示や仕様の細かい要求があるため、工場側の自主検査だけでは拾いきれない問題が残りがちです。だからこそ、指定工場先での検品や第三者による出荷前検品が有効になります。
点灯・機能テストで見るべき現象
検品の中心になるのが通電しての動作確認です。すべての光源が点灯するか、点灯しない個体や瞬滅する個体がないかを一つずつ確認します。LED器具では色ムラ、明るさのバラつき、点滅(フリッカー)の有無も重要で、同じロットの中で色味が揃っていないと商品として成立しません。スイッチや調光操作の動作、リモコン付き製品なら受信感度もチェックします。吊り下げタイプなら金具やコードの固定強度、スタンドタイプなら安定性と傾きも確認しておきたい項目です。
外観・組立・安全面の確認
目視検査では、シェードやカバーのキズ・汚れ・塗膜のはがれ、成型品のバリや気泡、メッキ部分のくすみを確認します。組立面ではネジの締め忘れ、配線の整理、コネクタの差し込み不良を見落とさないことです。安全面では、電源コードの被膜傷、プラグの変形、ラベルや銘板の表示内容が仕様書と一致しているかも重要です。日本向けの電気製品は表示規制への適合が前提になるため、表示内容の確認は検品員の定型項目に組み込んでおくのが安心です。
付属品・梱包のチェック
照明器具は付属品の取り違えが起きやすい商品です。電球やリモコン、取扱説明書、保証書、固定用ネジ類が規定どおり同梱されているか、アソートメントの確認を丁寧に行います。梱包は落下や振動に耐えられるかが焦点で、発泡スチロールの位置ずれや緩衝材の不足があると輸送事故につながります。抜き取りでカートンの落下試験相当の確認を行い、輸送後の点灯状態を試すことで、現地検品の効果は大きく高まります。
大ロットなら駐在検品と生産進捗確認を
生産期間が長い大ロットの場合、出荷前の一発検査ではなく、生産期間中に検品員が工場に滞在する駐在検品が選ばれます。ヨシダ検品の検品員は中国本土八十箇所以上、東南アジア二十六箇所以上に現地常駐しており、生産状況・進捗・工場の内部品質管理を監査しながら、原材料・半製品・完成品から抜取検査を実施し、毎日詳細なレポートを提出します。不良発見の早さが改善の速さに直結するため、不良品の修理と再検品も効率的に回せます。照明器具の検査・検品について、ヨシダ検品までお気軽にご相談ください。費用についてはご相談ください。

















