製造業の品質管理、工程別QCと第三者検品会社の活かし方
製造業品質管理
製造業の品質管理は、QCDの維持と競争力強化に欠かせません。IQC・IPQC・FQC・OQCといった工程別のQCと、第三者検品会社の活用方法を解説します。
製造業における品質管理の位置づけ
製造業では、QCD(品質・コスト・納期)を維持して高品質、低コスト、短納期を実現することが、利益率をアップさせるための基本であり、競争力を強めるための要素です。その目標を達成するために欠かせないのが生産管理と品質管理です。生産管理とは、市場の需要予測をもとに生産計画を立て、それに応じた調達・製造・品質・販売・出荷といった製品の流れを管理する仕事です。一方、品質管理とは製品の品質をチェックする工程であり、いくつかのテストを行うことで品質の確認を行います。主にテスト仕様書にもとづいて厳格な耐久テストを行い、その結果をレポートにまとめて品質を評価します。
製造の様々な段階でのQC
製造の各段階では、それぞれに適したQCが行われます。部材受け取り段階でのQCはIQC、作業のポイントでのQCはIPQC(若しくはPQC)、完成品のQCはFQC、出荷前のQCはOQCと呼ばれます。これらを組み合わせることで、不良の発生を工程の早い段階で捉え、未然に防止することが可能です。生産ラインでは製品の二重チェックなどの品質管理が日常的に行われており、問題があるとすぐさま改善に取り組むのが基本です。
第三者検品会社の活用
海外工場での生産が増えるなか、品質管理を自社だけで完結させるのは難しくなっています。サプライチェーンマネジメント(SCM)の輪の中で、最終出荷前検品だけでなく、生産管理や物流加工なども含めて相談できる第三者検品会社を活用する企業が増えています。各段階での出張確認として、原材料、資材、部材、サンプルや量産初期品、量産品などを確認し、生産状況確認として短期間・長期間の生産進捗確認や生産工程品質確認を行います。さらにコンテナ積込確認として積込作業の立会いも実施します。
品質管理の期待効果
品質管理を徹底することで、品質の安定・向上、生産現場の改善改革意識の高揚、不具合発生の未然防止、納期確保といった効果が期待できます。結果としてお客様の利益向上・満足度向上につながります。日本の品質基準を十分に把握した検品会社に依頼することで、中国・台湾のみならず、ASEANや南アジアなど各国でのQC事業を効率的に展開できます。費用については検品内容や対象工場によって異なるため、お問い合わせください。

















