マレーシアの工場で日本の品質水準を。工程内確認と生産管理。
マレーシアの工場における品質管理・生産管理
生産移転先として知られるマレーシアには日系関連の工場も多く、日本の品質水準を現場で保つ仕組みが不可欠です。ヨシダ検品はマレーシアでの工程内品質確認と生産管理を担います。
マレーシアで品質管理が課題となる背景
マレーシアは電気・電子産業が発達した国として知られ、多くの日系関連工場が進出する受け皿となってきました。近年は雑貨や繊維、工業用品の生産も同国から行われ、ASEANでのサプライチェーンマネジメントの中核的な拠点として注目されています。ところが、生産の重心が海外へ移るほど、発注側が現場を直接見る機会は減り、日本の品質基準で運用された生産ラインを管理するのは難しくなります。製造業が品質・コスト・納期であるQCDを保つことが利益率と競争力の土台となる以上、こうした課題は品質管理を工場の内部事情に任せておくわけにはいきません。ヨシダ検品は日本の品質基準を理解し、マレーシアを含む東南アジア各国で品質管理・生産管理を展開しています。
品質管理と生産管理のメニュー
品質管理は製品の品質をチェックする工程の総称で、私たちは部材受け取り段階のIQC、作業のポイントでのIPQC、完成品のFQC、出荷前のOQCという四つの段階に展開します。原材料・資材・部材、サンプル、量産初期品、量産品を各段階で出張確認し、生産状況は短期と長期の両方の視点で進捗と工程品質を確かめます。工程に問題があれば確認と報告を即座に行ない、納期へ波及する案件は工場側と交渉します。耐久テストを含む厳格な試験をテスト仕様書に基づいて実施し、結果をレポートへまとめて品質を評価するほか、コンテナ積込確認として積込作業に立会う運用も可能です。中国からマレーシアの工場へ輸出する部材や材料の調達時には、中国国内での出荷前検品で品質を安定させることもできます。まずは量産初期ロットだけ全数検品に置き、後は抜取り検品へ移行するといった段階的な運用もできます。
現地で気をつけたい点と効果
マレーシアの現場で特筆すべきは、多民族構成の労働力です。作業標準や検品基準がどの言語話者にも正しく伝わっているかの確認が、日本品質を保つ生命線になります。雨季や祝祭日の時期は生産計画を揺らすため、期初から織り込んだ訪問頻度と報告ルートを決めておくことが肝要です。第三者が継続して現場を管理すると、工場の改善・改革意識が高まり、不具合の未然防止と納期確保、さらにはお客様の利益向上まで期待できます。マレーシアの品質管理と生産管理は、ASEANの現場に強いパートナーへご相談ください。

















