プラスチックケースの検品は引き出しを最後まで引き切り、レールとバリを見る
プラケースは引き出しを最後まで引き切って見る
収納の箱体は、閉じた状態の見た目より、引き出しを伸ばした時に難が出ます。レールの伸長と止まり、箱体に残るバリを軸に、押入れ収納まで通す列を組みます。
レールは引き切るまでが検査
樹脂の箱は、閉じていれば均一に見えますが、伸ばした時に片側のレールが詰まったり、末端で抜けそうになったりします。列では全段を最後まで引き切り、止まり手前の抵抗と、引き過ぎた時の受けを両方確かめます。左右で伸び方が違う個体は、組み付けの癖が本体に残っています。
押入れ収納のように奥行の深い箱では、引き切れない位置で止める爪の有無も同じ段で拾います。爪が片側だけ掛からない個体は、伸ばし切った拍子に箱ごと抜け落ち、中身を一度に撒きます。止まりの手応えを左右で比べる段を省かないのが、この列の要です。
箱体に残るバリを指で追う
型で抜いた箱体には、合わせ目からバリが出ます。目視で滑っていても、指を這わせると立っている箇所が分かります。触れて引っ掛かるバリは、使う手の怪我に直結するため、軽微として流せません。底や側面の内側、レールの溝に沿って残りやすいので、なぞる順を固定します。
削り残しは内装箱と擦れて傷にもなるため、外側と同じ手の流れで辿ります。
蓋と本体の嵌まり
重ねた時に蓋が浮かないか、嵌合の段が揃うか。輸送で振動すると、はまったはずの蓋がずれて中身を傷めます。箱体の反りと合わせ、載せた高さを確かめます。
幾段も積み上げる前提の品なら、上へ載せた時の四隅の受けも同じ段で読みます。一角だけ沈む箱は、重ねた全体が傾いて倒れやすくなります。
製造元へ返す際は、寸法の食い違いまで示す記録を添えて、同じ崩れを次便で引き比べられる形に残します。
部品の入数と段の組み方
分解で届く収納は、部品の入数とネジの種別が欠けると使えません。図面と照合し、不足を箱ごとに防ぎます。
箱体の段を増やすほど人の数は動きます。品番と入数、押入れ用か卓上かの別を書き置いてもらえれば、引く数を置きにいきます。
レールの伸びを最後まで見る列を置きたい場合は、実物と見本品を一つ机へ寄せてもらえれば段にします。

















