金属製品の検品で外観不良と異物混入を同時に防ぐ現場の流れ
金属製品の検品で外観不良と金属異物を同時に防ぐ
金属製品は、錆・バリ・キズといった外観不良に加えて、検針(金属探知)による異物混入の確認まで求められる品目です。ヨシダ検品(HQTS-YOSHIDA)の検品員が工場に出張し、出荷前の品質を確定する流れをご紹介します。
金属検品が注目される背景
金属製品を海外工場で発注する際、輸入側が最も恐れるのは「日本に着いてから不良が発覚する」シーンです。ステンレスやアルミの小物、金具、トレー類は一見頑丈に見えますが、成形時のバリ、表面の細かいキズ、メッキのむら、色むらなど、写真では伝わりにくい不具合が潜みがちです。発注側・工場側のどちらでもない中立な第三者が検品することで、良品と不良品の線引きを客観的に行えます。特に飲食店向けやベビー用品に近い用途の金属部品では、とげや鋭利なエッジの有無は安全性に直結するため、触診を含めた確認が欠かせません。
検品と検針を組み合わせた流れ
ヨシダ検品の金属探知対応は、外観検品と検針を一連の流れとして設計している点が特徴です。まず検品員が工場に現地派遣され、仕様書や添付サンプルを基に数量・アソート・外観・寸法を確認します。縫製部品や布との組み合わせがある製品は、折れた針が残っていないか検針機にかけてチェックします。検品員は中国本土80箇所以上、東南アジア26箇所以上に常駐できる体制を持ち、ご指定の工場先での検品にも対応します。上海嘉定、福建晋江、カンボジア・プノンペンの3箇所の検品場で持込検品を受けることも可能です。検品・検針を通過した合格品だけをご指定の納品所へ納品する、という形で締められます。
工場側にとってもメリットがある
検品は輸入側だけの防御策ではありません。現場で不良を発見し、その場で内容を工場と共有できれば、修理・再検品まで同じ現地で完結できます。不良品を日本に返送してからやり直すよりも、時間も費用も大幅に抑えられます。ヨシダ検品では不良品の補修・再検品にも対応しており、検品員が現地常駐することで問題改善までスピーディに進められます。費用は人日(manday)単位で算定されるため、生産数量や検品工数に応じた見積もりになります。料金の詳細については、お気軽にご相談ください。
依頼時の注意点
金属検品をスムーズに進めるには、検品基準の共有が鍵になります。許容できるキズの大きさ、バリの判定基準、機能確認の方法などを事前に書面で固めておくと、判定のブレが減ります。工場側には検品に適した場所(スペース・清掃状態・照明)の提供と、運搬・開梱・再梱包の作業をお願いしています。納期が迫る出荷直前に慌てないよう、生産進捗確認とセットで検品日程を早めに調整しておくのがおすすめです。まずは品目と生産予定をお知らせいただければ、体制と日程のご提案から始めます。

















