アクセサリーの生産管理は石留めの進みとメッキ槽の回りを、同じ時間軸に載せて日程を組む
アクセサリーの生産管理、石座の進みとメッキ槽の順番で日程を組む
アクセサリーの生産管理は、石を留める工程と、メッキ槽の回りを同じ時間軸に載せて初めて日程が読めます。二つの進みを合わせる帳の組み方を整理します。
石座は工程のくびれ
石を留める工程は熟練の手が要るため、一日に進む本数が他の工程より伸びません。ここがくびれになると、石の入っていない本体が仕上げの手前で山になり、槽の順番待ちと重なって日程が読めなくなります。生産管理では、留め終わった本数と残っている本数を品番ごとに数える帳を先に置きます。
留めの進みは、石の種類でも変わります。小さな石を多数留める品は、一つの品番の中でも進み方の幅が広がります。帳の行は品番を束ねず、石の種類ごとに分けます。束ねた行では、遅れの原因が留めの手なのか石の調達なのかが分からなくなります。
槽の順番待ちは色替えで伸びる
メッキ槽は、色を替えるたびに段取りの手間が乗ります。同じ色の品をまとめて回すか、石の入った品を先に回すかで、待ち時間の合計が変わります。槽の列は色ごとに回し順を決め、その順に石座の側から品を送り込む約束を作ります。
順番待ちの品は、槽の前に置いたまま数を合わせません。回し順の表と実物の並びを照らし、ずれがあれば当日のうちに順を戻します。
二つの進みを一枚で合わせる
石座の帳と槽の回し順は、別々に持っていても日程は読めません。同じ紙の同じ行に、留めの進みと槽に入る予定を並べ、仕上げまでの日数を一行で読める形にします。二つの数字が離れた行にあるだけでも、組み合わせの遅れは見つからず、完成の山だけが虚しく積み上がります。
石座の遅れと槽の順番待ちが重なるほど、立て直しの手間は膨らみます。合流の位置を一枚に置くだけで、遅れの当てが先に読めます。
仕上げと検品の受け
槽を上がった品は、乾かして磨いて、検品の列へ入ります。ここでは留め石のぐらつきと表面の仕上がりを並行して見る列にし、戻す工程を明確にします。石座へ戻すのか、槽へ戻すのか、戻しの行き先を判定と一緒に記します。行き先が決まらないまま戻すと、同じ品が二つの帳の間で浮きます。
石座の本数と槽の回し順が同じ紙に並べば、仕上げまでの日程は後ろから詰め直せます。

















