子ども服の検品は年齢サイズと洗濯表示・警告文を実物と突き合わせる
子供服は表示から—年齢サイズ・洗濯表記・警告文の照合
子供服の検品は、縫い目を見る前に紙の言葉から入ると手戻りが減ります。年齢サイズの書き方、手入れの記号、安全への注意文を実物と突き合わせる手順をご紹介します。
表示から始める理由
縫いや外観の確認に比べて、表示の照合は後回しにされがちです。ただ表示の誤りは、届いてからでは直す利が残りません。箱を開けて書き換えるわけにはいきませんから、出荷前のこの場が唯一の修正の機会になります。服の良し悪しを見る前に、紙と布の言葉の食い違いを先に潰しておくのが順序です。
さらに表示は、一枚見ればロット全体の異常に気付ける項目でもあります。同じ版で刷った札なら、一つの誤りはロット全部の誤りになります。
年齢サイズの照合
身長や胸囲のレンジで選ぶ年齢表記と、実物の置き寸が離れていないかを最初に合わせます。二歳表記の型紙に三歳向けの身長の数字が載っている、といったずれは表と実物を並べればすぐ出ます。測る位置は図に印で指定しておくと、人によって数字が動きません。
サイズ札と本体のタグが同じ物を指しているかも、この段で一緒に確かめます。照合の単位は、表記と実物の一組ずつです。
洗濯表記と布の相性
水洗い記号を掲げた品が縮みやすい布と合っていないか、アイロンの温度域が素材の性質と噛み合っているか。記号の並びは飾りではなく、受け取る側が自宅で踏む手続きの順序です。一つ記号が欠ければ、届いた先で失敗が起こります。
伸びる編地の品に形崩れの注意がない、といった食い違いは、布と表示の両方を見る人でなければ気づけません。素材と表記を並べた照合表を先に作っておきます。
警告文と下げ札
小さな部品のある品、ひもの始末のある品には、事故を防ぐ文言が要ります。届け先の決まりで求められる書き分けは、版の違う札が混ざりやすい項目です。本体のタグ、下げ札、外箱の貼紙。三か所の文面が同じ版で揃っているかを、ロットの最初に写真へ残して確認します。
文字の細さや掠れも、この段で拾います。読めない注意文は、付けないのと同じことです。
照合票の形にする
表示の確認は、結果を表に落としやすい作業です。品番、年齢表記、手入れの記号の一覧、警告文の有無、三か所の版の一致。欄を印刷した用紙を持つと、見る順番が揺れません。
ヨシダ検品では、票の埋まり具合を当日中に写真で返します。判断の分かれる表記は、次のロットまでに受け取る側の決まりへ照らして読みを揃えます。
品数とロットの大きさ、出荷日の重なりが、費用と日数を引いていきます。一枚に書いていただければ、打ち合わせは一呼吸短くなります。
札の文言が固まり次第、最初の照合表をこちらで起こします。

















