寝具の第三者検品。縫製・詰め物・寸法を中心に検針も。
寝具の第三者検品
肌に触れる機会が多く、安全要求の高い寝具は、第三者の目による検証が効いてくる商材です。ヨシダ検品が縫製、詰め物、寸法確認を中心に据えた検品と、中国・東南アジアでの検針や工程内検査の体制を紹介します。
縫製・詰め物・寸法を三本柱に
敷きふとん、掛けふとん、枕、カバー類といった寝具は、触り心地と耐久性が品質の中心をなす品目です。ヨシダ検品の第三者検品では、まず縫製の様子を点検します。ステッチの密度、縫い代のすべり、ほつれ、四隅の補強の仕様が基準書と合っているかを順に確かめます。詰め物では、中綿の均一性、寄りや空きが出ていないか、組成表示と実材料の一致を確かめ、洗濯後の縮みへの想定も照らします。寸法確認は製品を広げた状態で縦横を測り、表示サイズと許容差の範囲に収まるか、ゆがみや捩れが生じていないかまで見ます。子どもやペットのいる家庭へ届くロットでは、検針を必須に置き、国産の検針機を用いて折れ針などの金属混入をひと通り点検します。
検査の時期と抜き取り設計
量産が進む寝具では、いつ目を入れるかも品質を左右します。インライン検品は工程内検査とも呼ばれ、発注の一部ができ上がった段階で実施します。生産の早い時点で問題を捉えられるため手直しの時間を確保でき、工程が計画どおり進むかの照合にもなる利き目があります。抜取り検品のサンプルは国際的な手法にしたがって無作為に選びます。ヨシダ検品では、抜き取りの判定尺度としてAQLを使い、許容品質水準も兼ねています。確度の高い判断を求められるロットには全数検品を選択します。確認項目は数量、外観、機能、質感、サイズ・寸法、色とロゴ。そこにアソート、梱包・マーキング、バーコードやカートン状態、倉庫の状況も並び、顧客基準に合わせた作り直しも可能です。
多国生産と統一的な報告
寝具の製造は中国にとどまらず、ベトナム、カンボジア、ミャンマー、バングラデシュ、インド、パキスタン、マレーシア、タイ、インドネシアへと広がっています。同じ工場でもロットや工程が変われば、縫いの詰めや仕上げに差が生じやすいものです。ヨシダ検品はこれらの国で検針と検品サービスを行い、結果を統一書式の報告にまとめます。出荷前検査とコンテナ積込確認まで連係させ、承認サンプルと同じ水準の仕上がりを次ロットへ維持する仕組みをつくります。国をまたぐ寝具調達での品質安定は、第三者の記録の積み重ねから築かれます。

















