靴の品質管理は工程内で底接着と型崩れの要点を押さえる
靴の品質管理―底接着・型崩れ・サイズ公差を工程内で押さえる
靴は完成後に不良を洗い出すより、作る途中の工程内管理で品質を決める品目です。ヨシダ検品は底接着・型・寸法公差といった靴特有の要点を、生産段階から押さえる品質管理の進め方をご提案します。
完成後検品では遅い―工程内管理の思想
靴は甲革の裁断、つり込み、底の接着、仕上げという工程が重なる形で品質が決まります。完成してから第三者検品に投入した時点では、すでに多くの不良が量産品に染み込んでおり、直せる範囲が限られます。そこで有効になるのが、生産の立ち上がり段階から検査員を派遣し、インラインで工程ごとの出来ばえを見る品質管理です。課題をその場の生産者に即時フィードバックすれば、同じ不良を量産の最後まで引きずるのを防げます。ヨシダ検品が最終出荷前検品に留まらず生産管理まで視野に入れるのは、この工程内での手当てを重視しているからです。
靴の品質を分ける三つの要点
第一に底の接着です。アウトソールや甲と底の取り合いは剥がれ・浮き・接着剤のはみ出しが出やすく、初期品で接着条件を確かめる価値があります。第二に型崩れです。ラストの形状からずれると左右の見た目がアンバランスになり、箱詰め後の圧迫でも型が狂います。第三にサイズ公差です。同じサイズ表記でも足長や幅の実寸がばらつけば履き心地に直結するため、採寸表に基づく実測と許容範囲の照合を欠かしません。この三点を工程ごとに追うのが靴の品質管理の核です。
生産管理とQC工程の連動
品質は部材受け取り、工程内、完成品、出荷前という段階をまたいで守るものです。靴では革や副資材の入荷時点、つり込み後の中間時点、仕上げ後の完成時点で確認ポイントが分かれます。生産進捗や納期の問題については工場側と交渉が要るため、ヨシダ検品は生産工程の確認と報告、積込立合いまで一連で担える体制を整えています。中国だけでなくASEANや南アジアまで生産が広がる中、日本の品質基準に沿った出張確認を各段階で重ねることが、QCDを守る近道になります。
投入人数や稼働日数は、確認する工程の深浅と量産規模で決まります。どこまで工程に踏み込むかを一緒に詰めることで、過不足のない品質管理プランを描けます。まずはお声がけください。

















