インテリア雑貨の検品は輸送想定で:角の打ち身と金具の同梱を確認する
インテリア雑貨は角の打ち身と金具同梱を輸送想定で確認する
置き物や飾り棚を、船と陸で受ける衝撃を思い描きながら、角の打ち身と金具の同梱まで見る手順を並べた。
輸送の衝撃を想定して見る
インテリア雑貨は、作って終わりでは決まらない。棚や額、置き物は製造拠点から船で渡り、トラックと倉庫で積み下ろしを繰り返す。角や縁は最も打まれやすく、製造の段階では無傷でも輸送で欠けることがある。だから検品では実物の角を指でなぞり、打ち身や塗装の割れが輸送で出たのか製造由来なのかを切り分けて見る流れになる。
角と面の手当て
木製なら角の欠けとささくれ、樹脂なら縁のバリ、金属ならメッキの剥がれを面ごとに拾う。緩衝材のあたり方で角だけが打たれる場合があるため、箱を開けた方向と照らして見ると原因が絞れる。角の丸みの収まりが設計と違う場合は、組んだときに棚板が浮く要因にもなる。塗装の乗りのムラも、同じ光の向きで面を追うと見分けやすい。
金具の同梱と欠品
取付用の金具、ビス、アンカーは点数ではなく個数で管理する品だ。同梱袋に指定の個数が揃っているか、図番と合っているかを確認する。ここが欠けていると受け手の手元で組めず、そのまま返品扱いになりかねない。袋の破れや中身の混入まで、輸送を想定した段で確かめる。ビスの長さがロットで違えば、短い方では固定が甘くなるため、実測して規格と突き合わせておく。
組立部のガタと説明書
ねじ込む部のガタつき、板の反り、脚の長さのばらつきを揃える工程を見る。日本語の図と説明書が、実物の部品と一対一で対応しているかを併せて点検する。部品が似ている品ほど、名前と本数を分けて書いておかないと組む段で混ざる。脚裏のフェルトや滑り止めの有無まで見落とすと、床を傷める苦情へ直結する。
梱包と出荷前
角材や段ボールの型で押さえた後に、輸送で中で動かないかを確認する。数量、品番、バーコードの読みまで出荷段の一巡に含め、外装箱の損傷も併せて見る。段の置き方は品目と本数で変わるため、対象を突き合わせれば枠は自然に決まる。
角の打ち身をいくつか見つけたら、梱包の段をやり直させるか出荷を止めるかを、工場の進捗に添わせて決める。

















