アンダーウェアの検針は順序を決めてから:細物と芯入り部材の通し方、折り癖
アンダーウェアの検針は細物と金属骨物の順を決めて折り癖まで見る
肌に直に触れる品だけに、アンダーウェアの検針は順序の設計で結果が変わります。ストラップやレースといった細物、芯の入る金属骨物、それぞれの通し方と、畳み後の折り癖まで追います。
細物は畳んだ状態で通さない
問:アンダーウェアの検針は、他の布製品とどこが違うのか。答は通す格好にあります。ストラップ、ゴム、レースのような細物は、畳んだまま機械へ入れると重なった部分の陰へ折れた針が残りやすくなります。本体を一四通したら、今度は全体を広げた状態で再度通す。この二段を欠くと、細い部位ほど怪しくなります。
感度の切り分けも細物の話です。布の厚みと骨の量が違えば、同じ設定では読めません。型ごとに通す順を固め、台の役割を分けておくと、人の交代があっても判定が揺れません。
金属骨物は工程をまたぐ
問:ワイヤーの品はどこで見るか。通すのはカバー始末の前と後、二つの時点で置きます。途中で骨が折れても外からは見えず、始末を閉じた後なら破片が内側に留まる可能性があるためです。骨の切り口は鋭く、メッキが剥げれば後の不具合の種になります。終点を目視で追う工程を、検針と同じ回に含めます。
機械の点検も段落ちできません。感度を確認する試験片を通してから品へ移る手順は、班が替わった直後の一巡目で特に飛ばせない行です。
鳴ったあとの再検をどこまで
問:反応した個体のあと、何を範囲とするか。前の一枚と次の一枚まで中身を引き直して確かめるのが筋です。鳴った理由を残さず合格側へ戻すと、次のロットで同じ不具合が顔を出します。直しで部品を替えた品は、検針の段階へ戻す再検が前提です。
再検の品は畳み直されるため、畳む前の折り癖が付けば、そこも判定の対象に加えます。渡す紙に種別を刻み、数えの足し引きを崩さない形が、全体の整合に響きます。
畳み傷みは詰めの段で決まる
問:畳み跡はどこまで見ればよいか。この品は検品の手順として最後に畳むため、芯の位置が縫い目やレースに乗ると跡が深く残ります。詰める側と畳み筋の位置を開始前に擦り合わせておくと、後の見直しが減ります。折り癖が強く付いていた品は、筋を変えて暫く置き、戻る方と残る方へ分けてから合否を確定します。
骨の有無で段が増える設計なら、通し順のやり直しは型の一覧から描けます。畳み傷みの見幅まで含めて決めたい場合は、品番別の枚数を先に寄せるのが得です。

















