玄関家具の第三者検品、扉の蝶番と壁への留めを先に扱う
玄関の家具を第三者で見る列、扉の蝶番と壁への留めに軸を置く
靴を収める家具は、開閉と倒れが難の中心になります。第三者の列では、扉を留める蝶番と、壁へ掛ける転倒防止の部材を先に扱う段を組みます。箱の中身と実物を突き合わせる所から組み立てます。
蝶番は留まりと垂れから
扉を何度か開け閉めすると、蝶番の留まりの悪さは垂れとして顔を出します。閉じたときに枠と同面へ戻るか、片側だけ沈んでいないか。留めるための穴が潰れていないか、本数が仕様どおりかまで、この段で追います。一本欠けたまま船に乗れば、届いてからの取り返しがつきません。
開きの途中で止まる位置も読みます。固さが左右で違えば、開いた扉が本体より前に出て通路を狭めます。玄関は人の通り道と隣り合わせの場所なので、開いた状態の張り出しまで紙に残しておきます。
壁へ留める部材は同梱の有無が先
転倒を防ぐために壁へ掛ける部材は、図面に書かれていても袋ごと入っていないことがあります。箱を開けたら中身を並べて数え、部材の袋は封を切ったまま写真を一枚並べます。取付の案内図が実物の穴位置と対応しているかを照らすのも、この時点です。
部材の袋が二つに分かれている品は、金具とねじの組合せが混ざります。札を分けて置き、どちらが欠けたかが一目で分かる形にしておきます。
突っ張りの伸びしろと下地の前提
本体の上へ突っ張って支える方式は、壁と床の間隔が設計の幅に入っていなければ効きません。突っ張り棒の最短と最長を実測し、調整のねじが奥まで回るかまで確かめます。日本向けの表示基準に触れる書き分けは、札と案内の紙が同じ部材を同じ名前で呼んでいるかまで照合します。
壁の下地までは現場で選べません。せめて取付の位置の目安が図に示されているか、その一点を確認して帰ります。
倒れの列は本体側で組む
棚板を最上段へ置いた想定で、天板に手を掛けて手前に引いたとき、本体がどこまで浮くかを見ます。靴を置く段は足で踏むことの多い位置で、片側に負荷が寄りやすい箇所です。ぐらつきは組み上がりの話に混ざりやすいので、扉の列の後に置いて判別しやすくします。
足裏の高さの調整が効かないと、床のわずかなうねりで本体が傾きます。傾いた状態での開閉をもう一度回すと、垂れと倒れは別々の問題として姿を分けます。
鏡と透明板の縁
扉に鏡や透明板を嵌める品は、運搬中の振動で縁に痕が残ります。板と枠の間のすき間、緩衝の噛み方、開梱時にどちら向きに立てるかの指示が箱の面に残っているかまで見ます。縁が欠けた板は、貼った後ではやり直せません。
蝶番の数だけ列は延び、部材の群れだけ札が増えます。日数の目算は、その二つを数えた先に立ちます。
扉の開閉を撮った映像が一組あれば、列の先頭はそこに置きます。

















