ソファ ソファベッドの品質検査
ソファベッドは変身の金具とベッド面の重みで見る
座る品と寝る品を兼ねる形状は、形を変える金具と、開いた面の受ける力に難が寄ります。背もたれの傾き止めと継ぎ目の沈みを軸に、出荷前を締めます。
変身金具の遊びと止まり
座から平へ倒す金具は、開いた角度で手応えよく止まる必要があります。掛かりが甘ければ寝台が急に沈み、硬すぎれば戻す時に腰を抜きます。開閉を十回ほど往復させ、初めと終わりでの抵抗の変化を拾います。留めのネジが浮いていないかも同じ段で締めます。
外部の目がこの動きを一度ずつ確かめておくと、組立のばらつきを生産側へ返せます。止まりの位置が個体ごとに数センチずれる作りは、留めの穴が揃っていない証拠として工程へ戻します。
ベッド面の受けと継ぎ目
二人が乗る前提で開くと、中央の継ぎ目に負荷が集まります。面がたわみ過ぎないか、継ぎ目で段差が生じて背に響かないか。重みを掛けた状態と外した状態で読みが変わるため、実際の載せ方を想定して押します。
布の張りが金具の動きに追従しているかも、ここで合わせておきます。寝る姿勢へ開いた時に張りが勝ると、面が突っ張って継ぎ目が浮き、座った姿勢へ戻した時に布が余って皺になります。二つの姿勢でそれぞれ読みを置くと、使い手で出る違和を先に潰せます。
脚と枠の踏ん張り
開いた状態で床に接する脚や枠が、片側だけ浮かないか、ぐらつかないか。面全体で受けられているかを薄い紙で挟んで見ていきます。沈む箇所は座でも寝でも音として出ます。
足元の接地は床の質で当たり方が変わるため、実物を置いた同じ状態で読むのが筋です。脚の先に滑り止めが付いている作りでは、その付き方も一枚ずつ確かめておくと、届いてからのズレを減らせます。
張地と角の始末
使用で触れる縁と角の処理、縫い目の伸び残りを確かめます。寝返りで当たりの出る箇所は補修台へ回します。張りが緩んだ個体は、面を戻した時に皺として残ります。
段の数は、変形を何度まで見通すかで変わります。型式と展開の段数、寝台として使う前提の重みを預けてもらえれば、組みを寄せていきます。
変身金具の止まりと面の沈みまで一体で押さえたい場合は、現物か同等の型を一台置いてもらえれば列にします。

















