タオル 検品
タオルは畳みとギフト箱の締めで顔が決まる
タオル検品の最終関門は、本体の出来より箱に収まる段で生まれます。畳みの形、袋の封、ギフト箱の合わせ込み、外装箱の締め。包装の列を順に追います。
畳みの形を物差しに置く
タオルは畳んで初めて商品になります。四つ折りなら折り目の直線が四辺と平行か、パイル面が表へ出て柄の中心がずれていないかを、畳み台の見本と並べて見ます。同じ枚数を積んでも、折り代が五ミリずれると束の端面が階段になり、袋の中で寝返って形が崩れます。畳みの列では、束の先頭と末尾を引き出して端面を揃えさせ、真ん中の品も指で回して読みます。芯の段ボールを挟む位置が決まっていない工場があり、このズレは箱表の印象を地味に落とします。
袋と札の置き位置
セロハン袋は、開口の向きとシールの位置が全品そろっていればそれだけで整って見えます。切り口の耳が揃わないと店頭で破ける手前になり、指のかかりで裂けが広がります。貼札はパイル面を避けて袋の合わせ側に載せ、バーコードが読み取れる向きかを一箱に一つは機械に通して確かめます。静電気で細かい屑を袋内へ閉じ込む事故もこの段の話で、封を切る前に光へ透かす一手を置きます。
ギフト箱の合わせ込み
セット箱は構成の照合が本体です。指定サイズ別の組み合わせが仕様どおりか、箱の底に敷く紙の向き、蓋の箔押しの位置を一枚ずつ重ねて確認します。角が折れた箱は、本体が良品でも贈答の山からは外れます。箱とタオルの寸法が際どいロットでは、蓋を閉じた直後の天面のふくらみまで見ると、輸送で潰れる筋を読めます。
外装箱の締めまで一気に
中身が入れば、外装箱の列に移ります。段ごとの枚数と合計が指示どおりか、色違いの混入が箱をまたいでいないか。封緘のテープは天地に一本ずつ、角の補強紙は重ねる位置まで揃えます。持ち運びで底が抜けないかの確認は、抱えて横へ傾けるまでの一手。ここで落とした箱の番号まで書けば、報告を受け取った側は同じ箱を棚から引き出せます。
人件のかさみ方は、詰め枚数と箱の種類、袋の段数が見えた分だけ立ってきます。畳み見本と箱の配置図を机に並べてもらえれば、列の順番はそれだけで決まります。

















