上海の生産進捗確認は大型連休の谷を日程に読み込む。前後の確認の置き方
上海での生産進捗確認は大型連休の谷を日程に読み込む
生産進捗確認は、工程の出来不出来だけでなく暦の癖も一緒に見る仕事です。上海の拠点では大型の連休をまたぐと、止まり方と戻りの速さに先ごとの差が出ます。谷の前後にどの確認を置くか、日程の読み方として整理します。
ひとつの休みで日程が二つに割れる
連休の前後は、工場によって止まり方が違います。休みに入る数日前から出荷の駆け込みでラインが回り、休暇の期間は完全に止まり。明けても作業者の戻りは一枚岩ではなく、一週間は工程が細った状態で動きます。暦上の休みの日数は同じでも、実質の生産日数は拠点数だけばらけるため、出荷予定を均一の目盛りで並べた計画は、この谷で一度裏切られます。
進捗の確認は、予定消化率ではなく谷を跨いだ後の復調度まで読む仕事になります。
谷へ入る前に一度、中身を見る
休み前の訪問で見るのは、出来高の割合と、休み明けの工程が続けられるだけの材料と部材が揃っているかです。縫製なら副資材、組み立てなら外注部品。手元の在庫が数日分しかない先で止まると、戻りの一週間は待機になります。加えて、工場側の休み後の生産計画を紙で受け取っておくと、谷の深さが数字で残ります。
この時点で遅れが見えているなら、休みの日数を差し引いた実効日数で組み直します。
明けど直ちに初期を見る
休み明けに流れ出した品は、工程が落ち着いていない時間帯の品です。人の欠けと機械の再立ち上げが同じロットに重なるため、縫い順の揺れや組みの不良が偏って出ます。中期を待つより先に初品を一便見ておく列が、後工程の手戻りを押さえます。用語で言えば、谷の直後に初期確認を一手足す発想です。
稼働の戻り幅は、前の週の計画本数との差で追います。数字が並べば、遅れの回復も見えます。
納期の読みを積み替える
谷の読みが進捗確認の主役になるのは、出荷日を積み替える材料になるからです。遅延が避けられないと見えた時点で、便を分ける、先へ出す品の優先を工場の担当者と決めます。口頭の了解だけでは次のロットで蒸発するため、合意した順序と数量は紙に残します。
訪問の間隔は、またぐ祝祭日と拠点までの距離、品番の数で組み直します。谷に当てたくない出荷日と品名がもう紙に書いてあるなら、その日付を中心に節目を逆算します。

















