布団・寝具の検品は中わたの偏りと検針、洗濯表示まで出荷前に詰める
布団・寝具は詰め物の均一と検針、洗濯表示で出荷前を締める
寝具の不良は外より中に潜む。中わたの偏りと寄りを両面から手で読み、折針は検針で掃き、届いてからの手入れを左右する洗濯表示まで出荷前で詰める列を組みます。
詰め物は両面から読む
布団や枕の中わたは、作った直後は均等でも、詰め工程の癖で片側へ寄ることがある。表面だけ撫でて揃って見えても、裏面を同じ順で押すと凹凸が顔を出す。だから表と裏を対で読み、端から端まで掌を滑らせて厚みの落ちる位置を探る列にしています。偏った枚は光に透かして傾け、わたの切れた筋を影で拾う。見た目の美しさより中の揃いで合否を出すのが、寝具らしい入り口です。
寄りの出た枚は、どの段で作られたかを記しておくと、製造側への返しが打ちやすい。詰めムラは一枚の問題に見えて、実は台の持ち方を問われる。量産の早い段階で気づけば、詰め工程の段取りそのものを直せる。一枚を直すより、台の動きを直すほうが被害は小さく、次のロットにも良い形で継がれる。
検針へ渡す前の段取り
布を縫う品には折針の心配が付きまとう。縫い残した針やピンの先は、わたに埋もれて目視では出てこない。検針機を通す前に、金具の付いた飾り釦や留め具の有無を仕分け、機械に載せる形へ整えておく。反応した一枚はそのまま戻さず、原因の縫い位置まで辿って記録に残すまでが一組です。寝具はかさがあり、一枚ずつ乗せる台の段取りが詰まりやすいので、搬送の順を先に決めると列が止まりません。
洗濯表示を最後の関門に
詰め物を整えて検針を通過しても、表示が違えば店先へは出せない。水洗い可否や温度の上限、タンブルの可否を示す洗濯表示が、日本向けの表示に沿った記号で本体と下げ札に揃って載っているかを、一枚ずつ読み合わせる。縮みや型崩れを手入れの失敗へ直結させる品なので、表示の読み落としは許容の枠へは入れません。
列を通して出荷前を締める
中身と金属と表示、この三本の柱を同じロットに通して初めて、届いた側は安心して開封できる。ヨシダ検品は、寝具特有のかさと縫製を前提に、確認の順番を組み直して列を引きます。
観点と品番、枚数が机に並んだ時点で、段の深さと費用の配分は決まっていく。
対象のリストと出荷の期日、まずはその二つを置いてほしい。

















