ベトナムで検品を頼むなら全品・抜取・機械・手と応じられる幅で選ぶ
ベトナムの検品会社は応じられる検査の幅で選ぶ
ベトナムで検品を頼むなら、受け口の広さをまず確かめたい。全品か抜取りか、機械か手か。検査の幅が、そのまま日程と品質の裏付けの広さになる。
幅を見る視点
ベトナムの検品会社を選ぶとき、目につきやすいのは紹介の紙の厚みではなく、応じられる検査の幅である。全品を通す方式か、一定の数を抜く方式か、AQLの水準での判定か。依頼の性格によって要る方式は変わるため、受け口が狭い会社では、発注の都合に寄せられない。
幅は方式だけではない。縫う品には検針の機械が要り、機器類には通電の試しが要る。手の確認と装置の確認の両方を揃えているか、監査や積込みの立会いまで視野に置けるか。ここまで並べた上で比較しないと、品目ごとに複数の会社へ分けて頼む羽目になる。
品目ごとの受け口
布を縫う品では、検針と外観の確認が受け口の中心になる。折れた針は目で拾えないため、機械の有無と通し方の記録まで確認したい。付属の金具や装飾は、数の合わせと着き方の揃いを手で確かめる。
機器や樹脂の組み物では、通電と作動の試しが中心になる。箱詰めの段階まで見るのか、中間品の段階まで見るのかも、品目ごとの幅のうちである。ベトナムの工場の性格は業種でかなり違うため、受け口が広い会社ほど品目の移動にも追従できる。
現地で動ける範囲
検品は工場へ出向く形と、品を拠点へ持ち込む形の両方があってよい。かさばる品は工場へ、細かな品は持ち込みへ。どちらも選べる会社なら、発注の量と日程で形を替えられる。
また、出荷前だけでなく量産の途中まで見てもらえるかも確認したい。工程の途中の視点を持つ会社は、不良を早く拾い、直しの負担を日程の外へ出す。現地の窓口とのやり取りが日本語で通るかどうかも、幅の広さと同じくらい選ぶ材料になる。
比較と決め方
会社を比べる紙には、応じられる方式と品目と現地の動ける範囲を並べる。書いてあることと現場でできることの差は、初回に小さなロットを通してみると浮かぶ。一度通した記録が残れば、次の発注はその紙の上で組み替えられる。
検査の幅が広いほど手配の選択肢も増えるが、要る範囲と不要な範囲を先に切り分ければ、話は速く収束する。
選ぶ材料は、応じられる検査の幅を書いた依頼書である。品目と希望の確認方式を持ち寄って、幅の内側で日程と人数を詰めていく形にしたい。

















