ホノイ 抜取り検品
ホノイの抜取り検品、不良が見つかった後の行方まで
抜取り検品の質は、抜き出した枚数の記録と、不良を見つけてからの始末で決まります。ホノイの現場で、数えの紙、隔離の置き場所、混ざったロットの裁き方を追います。
引き方を紙に残す
抜取の起点は段積みの観察です。どの段にどの品番が収まっているかを読み、AQLに沿って引く枚数を置いて、その引き方まで紙に書きます。ランダムに開けた位置を控えておかないと、後から同じ箱を追い切れず、抜いた数と実数が照合できません。
開けた箱には印を残し、詰め直し終わるまで良品の山へ戻しません。印のない箱は、未確認のまま船に乗るおそれが残ります。段のどこを開けたかを控えておけば、報告の時点で開け残りの範囲が一目に決まります。
見つけた後の行方
不良を見つけたら、置き場所を一つに決めます。工程へ戻す、補修に出す、保留で止まるの三つの行き先をその日のうちに書き、誰が動かしたまで記録します。口頭の申し送りだけで動かすと、日の経過で良品に紛れ込み、抜取の判定そのものが怪しくなります。
直って返った品は、もう一度抜取の流れへ戻すのが約束です。再検が抜けていると、報告の数字が薄くなります。囲いの外に置かれたままの品が一本でもある限り、そのロットに出荷の用意は整ったと言えません。
混ざったロットの裁き
一箱に色違いや型違いが同居していたら、ひとロットとして数えません。数えを割り直して、引く枚数と判定を分けて置きます。混在が続くロットは、抜取の枠を外して開ける箱を増やす合図です。不良の出方が特定の工程に寄るなら、戻す範囲もそこへ絞れます。
出荷前の段で迷いを残さないため、混在の疑いは写真と箱番号で結んで報告に残します。
報告は二度目の仕事
開けた位置、不良の品番、戻りきっていない補修。この三つを同じ紙面に並べると、読み手は出すか留めるかの判断に迷いません。第三者による抜取り検品は、引いて終わりではなく、引いた後の動きまで数える仕事です。行方の記録が揃った紙は、次の発注で抜く厚さを決める材料にもなります。
開ける枚数を厚くするほど、掛かる日の幅は広がります。引く数とロットの内訳は、依頼の用紙に書き込んで出してください。重みはその紙から一緒に置きます。

















