寝具の出荷前検品を代行するとは。中国工場での確認ポイント
寝具の出荷前検品を代行するとは|中国工場での確認ポイント
マットレスや布団、枕などの寝具を海外工場から調達する際、出荷前検品は不良品の混入を防ぐ最後の砦です。この記事では、買い手側の視点から出荷前検品の目的、確認項目、レポート活用までを解説します。
出荷前検品が必要な理由
寝具は中綿の量、縫製の仕上がり、色ブレなど、写真だけでは判断しづらい不具合が起こりやすい分野です。中国の工場で生産した商品を日本に輸入するとき、「出荷した後で気づく」のでは手遅れになります。自社で裁縫部門を持つ企業でなければ、品質基準の相違を自分の目で確認するのは難しいもの。そこで役立つのが、発注側でも製造工場でもない中立な第三者による出荷前検品です。納期が決まっている案件ほど、船積み前に問題を発見できるかどうかで、後の対応コストが大きく変わります。
検品で確認する主な項目
ヨシダ検品の検品員は、まず数量とカートン状態を確認し、その上で製品本体のチェックに入ります。外観の汚れ・傷、縫い目のほつれ、詰め物の偏りやへたり、サイズ・重量の規格適合、付属ラベルやタグの記載内容、バーコードの読み取りテスト、梱包状態や出荷マークまで、一つひとつ確認していきます。アソートメント(組み合わせ)の確認も重要で、サイズ違いの枕が混在していないか、セット数が合っているかを丁寧に見ていきます。標準項目以外にも、お客様の検査基準書に合わせたオーダーメイドの検品が可能です。
AQL抜取検品と全数検品の使い分け
数量が多い場合には、AQL(合否判定基準)に基づく抜取検品が一般的です。一般検査水準Ⅱでサンプルを抽出し、致命的欠点・重大欠点・軽微欠点それぞれの許容水準を満たすかどうかを判定します。一方、高単価の寝具や、クレーム経験のある工場からのロットでは、全数検品を選ぶ企業も少なくありません。どちらを選ぶかは、ロット規模・工場の過去実績・許容できる不良率との兼ね合いで決めるのが現実的です。判断に迷う場合は、ご相談いただければ経験に基づく提案をさせていただきます。
検品からレポート発行までの流れ
ご依頼から検品実施までの動きはシンプルです。まず検品日の候補と工場情報、検査基準を受け取り、現地の検品員を手配します。検品当日は、事前に共有したチェックリストに沿って作業し、不良品には改善のためのマーキングを行います。検品終了後は24時間以内に検品レポートを発行。急ぎの船積みスケジュールがある場合には、6時間以内のレポート発行にも対応しています。写真付きのレポートは、工場との改善交渉や再検品の判断材料としてそのままお使いいただけます。
再検品と改善対応をスムーズにするコツ
初回検品で不良が見つかった場合、重要なのは工場に修正と再検品のタイミングを早めに伝えることです。中国本土に80箇所以上、東南アジアにも26箇所以上の拠点を持つヨシダ検品なら、現地常駐の検品員を柔軟に派遣でき、不良品の修理状況を確認した上での再検品も短いサイクルで行えます。土日や休日の検品も追加費用の心配なく手配できますので、工場の生産スケジュールに合わせやすいのも強みです。費用についてはご相談ください。

















