出荷前検査・貨物検査・積載監督、ヨシダ検品の現場メモで組み直す
出荷前検査・貨物検査・積載監督を、工程の時間軸に引き直す
出荷前検査、貨物検査、積載監督は、生産ライン上の別の時点に立つ三つの目です。それぞれが何を拾い、いつ組み合わせるか、ヨシダ検品の現場メモを元に整えます。
出荷前検査が立つ地点
詰めが利く時間帯はどちらか
出荷前検査は、品の大よそが完成し、梱包へ移る途中の段階に入る。外観や機能、寸法、詰め方を抜き取りで読み、AQLと仕様書を突き合わせて判定する。箱詰めへ掛かった後でも、段取りを直せる位置に残っている。
不良が出ても手戻りの余地があるのが、この時点の価値だ。第三者の言葉が重く効くのも、同じ理由に尽きる。判定の型は、この後に控える二つの目へも受け継がれていく。
貨物検査で見る範囲
工場を出た後に何を拾うか
工程の外へ出てから重心となるのが貨物検査です。発注と突き合わせる数量、種類違いの混入、段ボール面の表記と荷印、状態の照合。外観そのものは出荷前の検査で押さえているため、ここでは出荷の正確さを見る仕事に絞る。
在庫を拠点へ置いていれば、ロット同士の混載や組品の欠番まで視野に入る。書面と中身が合えば、受け入れ側の判断は速くなる。
積載監督で荷崩れを防ぐ
コンテナを閉じるまで立つ理由
積載監督は封をするまでの間、コンテナの脇に立ち続ける。箱数がリストと合っているか、積む速さと段取りが契約の納期に噛んでいるか、コンテナ内での移動傷が出ていないか。積み作業が粗いと、前工程までの仕上がりが台無しになる。
最後の門を締めて初めて、検査までの積み上げは活きる。別の点に立ち、別のものを見る。それが三つの目の分担です。荷の積まれ方を一段ずつ写して残せば、到着後に傷が出た時の結論も変わってくる。
組み合わせはロットの履歴で引く
三サービスを毎回そろって置く必要はない。初めて付き合う工場なら出荷前と積載の二点、慣れたロットなら貨物検査の一点という風に、履歴と危険度で線は変わる。置く本数を履歴で絞ると、検品は軽やかに回る。
本数と立つ順序、訪れる回数の三点が揃えば、段取りは自ずと決まります。あとは当日の動きを紙に落とすだけで、三つの目は各自の持ち場へ着きます。

















