中国の検品工場を活用するには。出張検品との違いと選び方
中国の検品工場(検品場)を活用する 出張検品との違いと選び方
中国で生産した商品を日本の基準で検品するには、工場へ出張してもらう方法と、検品場に持ち込む方法があります。それぞれの違いと、検品場を選ぶときの確認ポイントを解説します。
検品の受け皿は二つある
中国での第三者検品と聞くと工場へ検品員が出向くイメージが強いですが、実務にはもう一つ、検品専門の拠点(検品場)に商品を持ち込んで検査する方法があります。指定工場先での検品は、HQTSグループのヨシダ検品では中国本土に80箇所以上、東南アジアに26箇所以上という体制で現地常駐の検品員を派遣し、不良発見や問題改善に効果を発揮します。一方の検品場は、商品を集めて集中的に検査する場所。どちらを選ぶかは、ロットの大きさと不良率の見込みで決めるのが基本です。
検品場でできること
検品場では日本の基準での全数検査を行い、日本製の検針機で折針など金属性異物の混入がないかを確認します。検品員の作業環境が整っているため、長時間の目視検査でも基準のブレが出にくく、不良品の選別・補修・再検品を同じ場所で完結できるのが強みです。工場の生産ラインと検品エリアが混ざらないので、良品と不良品の混錯も防ぎやすくなります。上海嘉定、福建晋江、カンボジアのプノンペンなどに検品場があり、工場から検品場までの移送も含めて手配できます。
出張検品と検品場の使い分け
出張検品が向いているのは、工場までの移送が非効率な大型品や、生産工程の途中でのインライン検品、生産進捗確認を兼ねたいケースです。検品場が向いているのは、不良率が高く補修作業が必要なロットや、複数の工場の商品をまとめて検品してアソートしたいケースです。稼働は一人当たりの単位で管理されるため、出張でも持ち込みでも検品規模に応じた調整が可能です。
依頼前に確認しておきたいこと
検品場を活用する際は、商品の受け渡し方法、検品基準書の準備、不良品の処分方法を先に決めておくと流れがスムーズです。仕様書をもとに検品員が判定する体制を整え、報告書を工場改善に活かす運用まで視野に入れましょう。中国の検品工場の利用については、品目・数量・工場所在地をお聞かせいただければ、ご相談の上ご提案します。

















